9/2(土).3(日)
娘の陸上大会@八王子
(朝6時出発😢)
この支部大会で8位以内に入賞すれば、
都大会の出場権利を得る。
1日目の1500mでは失速し、入賞を逃した。
目を腫らせて、足も引きずり帰宅。
自己ベストより10秒近くタイムを落とした。
足のケガはまだ治っていないのだ。
その分の悔しさも含め、
2日目の今日、800mに勝負をかけた。
午前の予選で12位以内に入れば、
午後の決勝に進める。
決勝で8位に入れば、都大会出場。
予選を自己ベストの全体4位で通過。
あとは決勝で8位に入るだけ。
2時間後の決勝寸前、娘からラインが届いた。
『棄権』
えっ!?
待機ゾーンに私は走った。
何があったのか。
娘はそこでユニフォームを着ずに、
立ち尽くしていた。
後ろから声をかけても、振り向かない。
父は我慢できず、肩を叩いた。
娘は泣きながら、自分が出るはずだった
決勝を控えたライバル選手たちを眺めていた。
『足は大丈夫か?』
『自己ベスト、よく頑張ったな』
声をかけて、離れた。
本当は車で連れて帰りたいくらいだったが、
仲間たちのサポートもあるのでそうはいかない。
予選で足の痛みが増し、救護室で手当てを受け、
顧問の先生にテーピングをしてもらった。
それでも決勝直前、足に力が入らず、
先生に諭された棄権だったようだ。
目標としていた都大会出場を棄権で逃し、
悔しかっただろう。
せめて走りたかったのではないか。
どんな気持ちで決勝を眺めていたのか。
自分では棄権を選ばない奴なので、
棄権をさせるべきは父である私だったのかもしれない。
先生、ありがとうございました。
帰宅後私はまた、娘を褒めまくった。
挑戦をするからこそ、
勝ちも負けも味わうことができる。
それが今後の人生の糧になる。
負けもあってこそだ。
親がアドレナリン出して盛り上がり、
子どもが負けたからといって褒めなければ、
子どもは挑戦しなくなってしまう。
勇気を出して、また挑戦することが大事なのだ。
ケガをして無理するとどうなるか、
これもまた今後の糧になっただろう。
今度こそ、ちゃんと休養を約束させた。
『自分の身体は自分で守る』
子育てには、『喝』はもちろん
それ以上に『褒める』ことも大切である。
また、お金だけでなく『手間ひま』
をかけることが大事だと痛感した本日でした。
子どもの部活や空手に付き合える時間も、
あと何年かで終わってしまう。
今しか味わえない、幸せな時間を楽しみます。
今日も、ありがとう!!