東京都陸上1年生大会
(駒沢公園競技場 7/8.9)
高1の長女が出場しました。
東京都の高校を6つの支部に分け、
それぞれの支部大会でベスト8に入った選手が、
この都大会に出場できます。
娘は6月に1500m走で支部4位に入り、
出場権を得ました。
以前にもこのブログで書きましたが、
娘は中学で陸上を始め、ずっと短距離専門でした。
小学校時代は足に自信があったものの、
中学では100mでなかなか記録も伸びず、
悔しい思いをしてきた。
陸上では『あるある』ですが、
勝てない種目に早めに見切りをつけ、
勝ちやすい種目に変えていくことは多々あります。
しかし娘はあきらめが悪く、中3まで短距離に
こだわっていました。
記録も伸びず、勝てないけど、本人なりに
努力したようでした。
親としては、複雑でした。
やるべき努力をして、それでも結果が出ないなら、
違う道を勧めるべきか。
いつ報われるかわからない努力をし続けて、
花開くのを待つべきか。
ただガムシャラに頑張るだけでなく、
色々な手段を使って努力し続けていれば、
その3年間は必ず君のためになる。
その競技に『向いてる、向いてない』とか、
関係ない。
やるべきことも大してやらずに、
『向いてない』とか言うな。
自分で選んだんだから、自分が合わせていけ。
あとで、『自分に向いてたな』と思えるくらい
やりこんでみろ。
そんな娘が中長距離(800m、1500m)に専念する
ことを決めたのは、高校に進学してから。
『自分はこれで勝負するんだ』と、
中長距離で覚悟を決めたようだった。
今年の4月の大会から6月の大会の2ヶ月で、
自己ベストを7秒記録を縮め都大会を決めた。
短距離に比べ、自分を追い込んだ分
記録が伸びる快感を味わったようだった。
部活後でも空手後でも走りにいく頻度が上がり、
『無理するなよ』と声をかけることが増えた。
(娘さんいつも走ってるよね、と知人に声をかけられまくる😅)
そして迎えた都大会。
予選2組内で、娘の持ちタイム(ベスト)は2番目に速い。
(特に速い選手は予選1組に集中しています😅)
『予選2組トップを狙ってこい!』
と話していました。
何とか逃げ切り、ゴール。
自己ベストを4秒更新。
全体では15位という結果でした(本人は不満足)。
東京都の高1で自分より1500mを早く走る女子は
14人しかいない。
そう考えろと話しました。
1人1人じわじわと、いや、
サクサク抜いていこうぜ。
3ヶ月で11秒自己ベストを更新したのは、
本人の努力もあるだろうが間違いなく、
『勝てなくて、もがいた期間』があったから。
毎日走る、体重管理、筋トレ、は当たり前。
練習方法、栄養、生理学、メンタルトレーニング、
色んな角度から勉強してアプローチしてみる。
これは今後、陸上だけでなく役にたつはず。
また結果が出ない時期が来ても、自分との
向き合い方はよくわかっているよな。
寂しいですが、子供が成長するにつれ、
親の出番は減っていく。
子供が、向かう先が見えなくなった時や、
違う方向に向きかけた時に、
ほんの少し手助けをして正しいゴールを向かせる。
そんなコーチでいれたらと思います。
現実はまだまだですが😮