トム吉宅は半年前から共働き。
最近私の勤務時間が代わり帰宅が遅くなるためトム吉さんが家にいるときは晩ごはんを作ることになった。

「よーし! 何が食べたい? 何がいい?
俺は料理を習っていたから何でも作れる。
何が食べたいか言ってみろ」

すかさず末っ娘ちゃん
「ハンバーグ!」
に、

「よーし! お母さんに作ってもらえ。他にないか?」

「体が温まるシチューがいい」と末っ娘ちゃん

「う~ん シチューかぁ・・・ わかった」
今日の晩ごはんはシチューに決まり!

翌日の弁当の材料だけ買って帰宅。
家に入るとシチューとは似つかわない匂いが漂っている。食卓につくと待っていたのは寄せ鍋。
でも海鮮盛り沢山で美味しい!

さすがトム吉さん。
料理を習っただけのことはある。
ちょっと得した気分♪
「俺は料理を習っているから少々味にはうるさいぞ」
う~む・・・ 料理のお手前は悔しいけど認めないといけないかな。

翌日も食事当番のトム吉さん。
また「明日は何が食べたい! 言ってみぃ」

末っ子ちゃん考えた。「衣を付けて揚げるだけのトンカツが食べたい!」

「おっ! トンカツかぁ お母さんに作ってもらえ。 何が食べたい?」

トーンダウンした末っ娘ちゃん
「カレーライス作れる?」

「カレーライスかぁ・・ よーしわかった」
今晩はカレーライスと思って帰ってきたら、カレー鍋・・・
味は微妙 よっぽどカレーを作った方が良かった。
しかもトム吉さん何を思ったか三人では食べきれないくらい作って、トム吉さん自分も箸がすすんでいないのに、
「お前ら少食だな。俺の料理が食べられないのか!」
と怒り出す始末。

食事当番は二日トム吉さんが作って私が一日の三日間サイクル。