　ゼノアエンジン点火系の、マグネットローターファン。

　ノーマルは90mm径の大きさで一体型。自分は軽量化をする為に、ファンの先端を半分程度落として使っている。

　これまでは、手前に見える長方形の部分(外周部)に、マグネットが埋め込まれている、っと思っていた。

　大半の方はそう言っていたので、自分も信じていた。

　G230エンジンの組み上げに際して、75mm径のローターがあったのでこいつを使ってみる事にする。

　今日は、取り付ける前に割って見た。スクリューと接着剤を併用して、2つのパーツを合体させている構造だ。

　何とマグネットは1個で、左右に積層板でN極S極を配置している構造。マグネットを2個も必要無いって事ね。

　ノーマルは一体型なので中身は見られないが、多分同じようにマグネットは1個で作った方がコスト的にもバランス的にも割が合うと思う。

　90mmローターも75mmローターもスタティックバランス測定をすると、やはりマグネット側が重いのだ。

　折角、エンジンはバランス率を計算して組んでいるのに、これでは気に入らない。

　ローターファンも、バランスを採る必要があると思う。

マグネット・ローターファン