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ミューステシネマ

好きな映画、音楽、演劇、本について記録しています。


時間のある時の、暇つぶしとして見て頂ければ幸いです。

地上22階にある居酒屋で、私たちはいつものようにお酒を飲んでいた。



22階からの夜景は、綺麗というよりも怖い。高すぎる。



居酒屋での会話に耳を澄ましていると、誰もが何かを力説している。



仕事の話。部長はああするべきだった。


家族の話。妻の機嫌を損ねてしまった。


趣味の話。サッカーのアジアカップは…


色んな話が聞こえてくるけど、結局行き着くのは、



恋の話。



これに気付いた昨日は、ちょっと驚いた。



私たちよりも、20歳近く年上であろうおじ様たちも恋の話をしていた。



なるほど。
誰もが哲学者になれるわけだ。その問題が恋となると、みんな頭を悩ませ、答えは迷宮入りになる。



そんな私たちも、やっぱり恋について語っていた。



恋について力説し、否定し、否定され、答えは出なくても、


恋は良いねってことで一致する。



22階の哲学者たちは、日付が変わるまで飲んでいました。いや、議論していました。



なんで哲学哲学言っているかというと、


ハーバード白熱教室講義録を読み始めて、とっても面白いし嬉しいから!



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太宰治さんの小説、
「グッド・バイ」



とある電子書籍でさわりだけ読みましたが…



面白そう!田島さん、どうなっちゃうんだろう…?



今日で1月も終わりですね。早い!



私にとっては、とてもドラマチックな1ヶ月でした☆



年明け早々、叔母さんになると聞かされたり、


素敵なダンスパフォーマンスを観に行ったり、


悩みすぎたのか知恵熱を出してみたり。


あまりにも忙しい&ドラマチックな日々だったので、


2月は周りのひとたちと、のほほーんと過ごしたい。



お芝居もしばらくは我慢して、春の旅行の準備をしよう♪



忙しかった日々と、小さな悩みと、虚ろな想いに、グッド・バイ。
雪が降りましたね!すぐ止んでしまったけれど、嬉しい!



今、夏目漱石さんを読んでいますが…、純文学の言葉って独特。



慣れないけど、とっても素敵なんですよ(o^∀^o)



さてさて、今日は江戸川乱歩の、



「屋根裏の散歩者」について書きたいと思います。



明智小五郎が登場するシリーズで、傑作選に収録されていました。




郷田という男は、退屈をしのぐため、実に様々な悪戯を考えていました。



そんな郷田の悪戯は、自分が住む下宿の“屋根裏の散歩”という奇妙な行為へ発展します。



天井から覗き見える人間の本性は、実に醜いものでした。


彼は、下宿に住む遠藤に目をつけ、驚くべき方法で遠藤を殺害しようと思い立ちます。



やがて計画を実行した郷田の元に、明智小五郎が訪ねてきました…。




これもなかなか面白かった。



江戸川乱歩さんの小説に出てくる犯人は不気味な変人が多い、けど、



明智小五郎もかなりの変人。



滑らかな口調で、友達に話すように、犯人を問い詰める。



精神的に追い詰められている余裕のない状況で、例えば嗅いだ匂いだとか、目にした物の色だとかを、



無意識のうちに嫌うようになるという話は、聞いたことがあります。


これが、この小説のキーワード。是非読んでみてくださいね。