音楽家のあれやこれや~♪Ver 2!! -2ページ目

ものすごい曲数を…

ここ1ヶ月間でものすごい曲数を書いてます。
50~60曲くらい。
BGM系は楽曲数が多いので当たり前なのですが、歌ものも同時進行で…

でもとても楽しい!
20歳くらいの時に作曲家を目指してた頃は映画やゲームなどのBGM作家を目指していたので(今も実はその気持ちは変わっていないのだけれど…世間的には歌もの音楽家という印象が強いですかね。)劇伴系音楽を作るのはとても楽しいです!

そして今回の作品、とても良いものができそう!

先日、人生で初めてフリューゲルホルンをレコーディングさせて頂きました。


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ドリカムさんのバックでも演奏しています湯本さんに吹いて頂きました。
とても素敵な音色でありました。

まだまだ制作期間は続きそうですが…楽しんで頑張ります!
それではまた。

お知らせ

僕の公式ウェブサイトが只今アクセスできない状態になっております。

密かにお気づきの方もいるかもしれませんが、毎年、この10月の始めは必ずサーバーが落ちています。(去年も一昨年も)

なぜなら…

実は単なるサーバー更新の手続きを一年ごとに忘れている…というアホな理由です。

そして来年、公式ウェブサイトを新しくしようという計画もありまして、ちょうどいい機会(?)なので、勝手ながらそれまでは公式ウェブサイトは一旦お休みさせて頂こうと思います。

ブログはそのまま続けていきます。
ご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ありません。
よろしくお願い致します。



そしていつものごとく…リリース告知が大分溜まっています。
僕のwikiも実は存在するのですが、それも更新されてなかったりなんだりで…
来年の新しいウェブサイトには、これまでまとめきれていなかった、告知していなかった作品も全てまとめられるようにしたいと思っております。



■おまけ
現在の自宅スタジオの画像。
機材も日に日に入れ替えてはいるのですが、今はとりあえずこれで一旦落ち着いてます。
(最近話題のRoland INTEGRA-7導入しました。ハードお探しの方おすすめです。iPad必須ですが。)

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実は音楽雑誌のスタジオ特集などの取材のお話もあったりなんかりして、仕事が一旦落ち着いたらまとめて受けようと思っておりますので、そちらも後々ご報告できたらな、と思っております。

それではまた次回。

サンレコ対談

今月の9月15日に発売の『サウンド&レコーディング・マガジン 2012年10月号』にTom-H@ckがのってます。


Cross Talkという企画でプロデューサー・作編曲家の鈴木Daichiさんとの対談形式になっております。
iPad用のDAW『Auria』について好き放題あぁだこうだ言っています…。

音楽雑誌としては大きな雑誌なので全国の書店で見れると思います。
画像は対談時のカットです。


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機会がありましたら是非。
ちなみに僕は毎月サンレコ買ってます。
発売が楽しみです。


そして…
今月来月は怒濤の作曲、編曲、レコーディング期間です…
多分これまでで一番きついスケジュールかもしれませんが…勉強と努力を怠らず前向きに頑張ります!
良い音楽ができますように。

それではまた。





オーダーメイドデスク

今年、音楽を作る仕事を始めた時からの夢だった『オーダーメイドデスク』をついに作りました。
デザインも自ら業者様と一緒に考えて、どんな材料で作るか、機材配置をどうするかなどなど細かいところまで入念に打ち合わせをして…
ついに完成しました!


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見た目の質感もクオリティを落としたくなかったので、打ち合わせの結果『ブラックへラインステンレス』でボディを制作しました!
とってもかっこよく出来上がってテンションマックス。大満足でありました。
仕事頑張るぞー!

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そして、先日は仕事で外部スタジオ。

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とある方の歌レコーディングだったのですが、キーがものすごく高かったので『大丈夫かな』と心配だったのですが、さすがな実力でかっこよく歌って頂きました。
やはり業界で長く活躍されている方が歌う時のオーラは別次元のような、全身が震えるようなそんな感覚を受けました。刺激的。感動でありました。

楽器群レコーディングも終わり、あとはアレンジの詰め作業でふ。
今回はストリングス、ロック、16分な感じのアレンジ…出来上がりお楽しみに。

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そして、数週間前にフットサル第2回目を開きました。笑

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第1回目とメンバーは違ったものの、今回もとてもおもしろかったです!
次の日の筋肉痛は1回目よりはマシになりましたが、やはり結構な筋肉痛でありました…
もっと体鍛えないと…
皆、自分用のシューズ買ったり、毎日ランニングしだしたりしてます。笑
ハマり過ぎ。
でも本当に楽しい、リフレッシュなひと時です!




そんな感じの毎日で、明日は新しく始まるプロジェクトの打ち合わせ。
頑張りマッス!
それではまた。

音楽りろんろん

どうも。
ブログではお久しぶりです。
とむはっくです。

ツイッターではちょこちょこ書き込みしてるんですがこっちは本当に久々。
で、今回も僕の元にくる『音楽の質問!』的なメールから『音楽理論』についての質問が多いので、その事について。


まず、最初に断っておきたいのが、僕自身も音楽理論については日々勉強中。
というのもクラシック的な和声からジャズ理論まで、そしてポピュラー音楽での理論と『音楽理論』と言っても多種多様な理論があるのです。
そして僕が今まで学んだ”理論”に大してのイメージを一言で言うと『不完全なもの、そして絶対的なものでは無い』』です。
はっきり言って学んでも学んでも”音楽”そのものは”理論”では語り尽くせない魔力を秘めています。
それは”理論”というものがまだまだ不完全で、例えばこんな理論書があったらおもしろい!と個人的に思うのが『楽器の倍音特性を考慮しての音楽理論』。
でも管弦楽法とかがそこらへんにも繋がるのかな…

とにかく、こんなにも細分化している現代音楽を『理論』で語ること、説明する事は絶対的に無理。
可能だったとしても人間が覚えきれないとても膨大な情報と実験と確率論(?)的なものが必要になってくると思います。
音符一つじゃ楽器そのものの音は表現できないのです。



最近来たメールにこんなメールがありました。
『作曲理論や曲のアレンジを習得するに当たって参考になる本、方法などございましたら教えてください。』
ということで、独断と偏見も混じってますが、今まで僕が読んできた音楽理論書から何冊か紹介させて頂きたいと思います。


1)まず、クラシックだったりそっち方面での『和声』の理論書。
音楽大学でもよく使われている有名な本です。

・和声―理論と実習

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この本はとても有名ですね。
1~3巻まであるのですが、1巻と2巻は問題をこなさず読むだけなら3日くらいで読めるはず。
あとは自分の中に入れていくのに時間がいると思いますが…。
3巻になると結構難しくなり、本の厚さも3倍くらいになります。
とても大事なことが書かれています。
1巻の基本的なとこでは連続8度・5度、並達8度・5度は禁止などなど色々記述してありますが、現代音楽に通用しないところもいっぱいありまして…
しかし”基本”を学ぶ上ではとても参考になる本です。
初めて音楽理論を学ぶ人にとっては難しいと思います。
そういう方は最初に『ポピュラー音楽理論』的なものを読んでやさしいところから始めた方がいいかもしれません。


2)次に上の和声―理論と実習を読んだ後などに読むとおもしろい本。

・編曲の本

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この本は現在、現場でバリバリ仕事をしている音楽家達に『この理論についてはどう思うか?』『現場でこういう状況になったらどうするか?』『こういう時はどう対処するか?』などなど、インタビュー形式にもなっていて、それがとても勉強になります。
理論書というよりも仕事本的な感じ。
厚くてお値段も結構高いですが、すごくためになります。
またこの本を読む時にはある程度の理論を習得していた方がいいです。
言っている意味がわからないことについて語られてもなんの肥やしにもならないので…


3)次は個人的にはクラシック的な和声論とは全く反対の『ジャズ理論』

・ジャズスタディ 渡辺貞夫

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著名人の渡辺貞夫さんの理論書。完全なるジャズ理論。
ちょっと説明不足的なものもあるのですが、結構有名な本です。
僕はこの本を読む時には、どっちかっていうとポピュラーな音楽理論を既に習得していて、ジャズ理論、特にモード理論もそこそこ勉強していたような気がします。
この”モード理論”ってのが結構おもしろくて(というかものすごく大事)この理論に関しては大体の理論書に載っているはず。
もちろんこのジャズスタディにも載っています。

ジャズ理論ってぶっちゃけていうとほんと”なんでもしていいよ!””理論なんて後づけでもいいくらいだよー”って言ってる様にも感じて、結構自由なんです。
だから個人的には上にあげた『和声』的なものとは全く逆の理論という風に思っています。
(共通する部分も多々あるのですが。)
その中でも決まりがあって”こうすると、こういう風な響きになるんだ”という分析がされています。
ジャズ理論は本当におもしろい!自分で拡張もできたりできる理論でもあるので、研究しがいもあるのです。


4)またジャズ理論方面からもう一冊。

・バークリー スモール&ミディアムアンサンブルのための モダンジャズヴォイシング


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『モード理論』といえば印象的なのが海外の有名音楽学校『バークリー』です。
ここから出ている音楽理論はジャズミュージシャン達は必ず一度は勉強するのではないでしょうか。
そのバークリー的な理論を実践的にわかりやすくした本がこれ。
内容はとてもわかりやすい部類に入るのではないでしょうか。
モーダルインターチェンジだって現代音楽にも通用しますし(というか多用もするし、クラシックにもこの考えはありますが…)、ジャズ理論って本当に現代のPopsだったり”歌モノ”と言われるものに直結するおもしろみがあります。



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と、ここまで4冊程紹介しました。
が、僕の家にはこの他にも理論書が100冊以上あります。
これはごく一部なんです。
(音楽の歴史的なものも数冊くらいあります。)

個人的に理論がとても好きなので…勉強したい病(?)なんですね。
その中で一番の理論を学ぶに当たって得られる大事なものって『正しい反骨精神』を学べる事だと、個人的に思っています。
ただ何も知らないで『音楽に理論なんてかんけーねー!』『理論なんてぶっ壊しちまえ!』などと言うのは誰でも出来る。
でも、これまで人間が積み上げてきた集大成となる情報をまとめたもの、それが音楽理論なんですね。
それを自分なりに理解した上で『そうか、今まではこうしてきたんだ。こういう音楽の作り方もリスペクトだな。今度は”自分だけのサウンド”を追求して行くぜ!』となりますよね。
そこで、初めて本当の意味での『新しいサウンド』の追求ってできるんじゃないかなぁと思っています。
ですので音楽理論を学ぶ事は『未来を学ぶこと』でもあって、とてもおもしろいし興味深いんですね。




何回も言いますが『音楽理論は絶対的なものでは無い』です。
例えば某アニメの曲でGoGoなんとかという楽曲がありますが、あれなんかは完全なる音楽理論クソくらえ楽曲で(笑)もちろん理論にのっとった部分もあるのですが、エンディングのVoラインなんかハモリが一定で、メインはクロマチックで展開。完全にぶつかってますね。
そしてGtはスケール内でのリフ、5度の部分でのハモリはロック的だし、べースラインはランニングでロック調。
オルガンなんか連続8・5度の連続。
和声もへったくれも無い。

その他にも世に出ている数々の名曲達を聴けば、説明要らずでわかりますよね。
理論でできていようが、理論ぶっ壊していようが良い音楽ってのはあって、どっちもどっちで素敵なんです。
だからアタマ固くなりすぎるのも良く無い。

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と、ものすんごい長いブログになってしまいましたが、今日は仕事用HDが危機を迎え(大汗)今HDコピーをしているので仕事できない時間。
その間にブログを更新してしまったら…こんなにも長く書いてしまいました。
もう少しでHDは完全復活。
お仕事再開です。

なんだか偉そうにダラダラと書いてしまいましたが、僕自身も日々勉強中です。
自分が納得できる曲なんて死ぬまでに本当に作れるかどうかなんてわからないです。
毎日精進してですね。

長々と失礼致しました。
それでわまた。