今日、新・菊人形展を観にひらかたパークに行って来ました。
今日が最終日だったのですが、ギリギリ間に合いました。この催し物は去年から開催されており、菊人形とデジタルアートが融合した、全く新しい菊人形展です。
去年も訪れましたが、今年は去年より規模が大きくなりました。
今回のテーマは「おとぎ話」。５つのおとぎ話をデジタルアートとプロジェクションマッピングで演出しております。
「かぐや姫」より「ヨナヨナダレヲマツ」。
夜の竹藪の中にかぐや姫がいます。まさに菊人形にピッタリです。十二単も菊の花で見事に再現しております。
「桃太郎」より「小さな勇者たち」
鬼ヶ島を目指す桃太郎。３匹の家来もちゃんといます。キジは少し見えにくいですが、左上の所にいます。
桃太郎の勇ましい姿が忠実に造られていますね。日本のおとぎ話を菊人形で再現すると、こんなにも鮮やかになります。
「浦島太郎」より「Ｐｌａｃｅ Ｆｒｅｅ Ｆｒｏｍ Ｔｉｍｅ」。
こちらは乙姫がいますが、これも本当に素晴らしいですね。デジタルアートで再現された海中も良い味を出していますし、美しい乙姫が更に美しく見えますね。
「花咲か爺さん」より「爛漫」。
花咲か爺さんが灰を蒔き、花が満開するシーンを再現。こちらはデジタルアートなどの演出はありませんが、豪華絢爛な雰囲気が漂いますね。
満開の花もお見事です。
最後は「鶴の恩返し」より「大恩返し」。こちらはプロジェクションマッピングです。
女性が鶴になって恩人の元を去ってしまう瞬間を再現。
観て下さい、この豪華な演出。まさに鶴に変わる瞬間を見事に再現していますね。
こんなおとぎ話があれば、大人も大喜びですね。
今年の新・菊人形展も本当に素晴らしかったです。
皆様もご存知の通り、菊人形は職人の高齢化と後継者不足により、開催する機会も少なくなって来ています。
ですが、こうして昔ほどでは無いものの、明治から続く伝統の菊人形を今もやってくれるのは本当に嬉しいです。
今日も実際に小さなお子様も来ていましたが、菊人形を見て「綺麗」と言っていたので、これからもこの催し物は続けて欲しいですね。
時代が変わり、令和で最初の菊人形展。古くからの伝統を次の世代に伝えるいい機会だったと思います。
日本の伝統をこれからも守り続けて行く為にも、定期的に開催して欲しいですね。
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