仮面ライダーウィザードのアクションフィギュア「ＷＡＰ（ウィザードアクションプリーズシリーズ）」に、あのビーストとビーストキマイラがセットで登場しました。
仮面ライダービーストに変身する仁藤攻介は、福井県出身の風来坊の青年。かつては考古学を専攻していた大学生でありましたが、ある遺跡の調査中にビーストドライバーを発見、開けてしまった為にビーストキマイラと一体化してしまいます。
仁藤はビーストの魔法を授かられ、仮面ライダービーストになってファントムと戦うのですが、ファントムの魔力をビーストキマイラに与えなければ、仁藤の身が危なくなってしまうのだ。
しかし、仁藤はそんな事は気にしているのかいないのか分からないが、かなり大雑把な性格で人の話を最後まで聞かない。他人が何か言おうとも「皆まで言うな！」で話を強引に納得させようとするのだ。おまけに何にでもマヨネーズをかけて食べる少し変わった偏食家である。
いやぁ～、この男の登場でウィザードが面白くなって来ましたよ。Ｗから始まった第２期平成ライダーシリーズの２号ライダーは、最初は対立はするものの、後に協力して最後まで悪と戦います。
過去にも家族の仇を討つライダー、自分の手術代の為に１億円稼ぐライダーもいましたし、友人を救う為に戦ったライダーもいましたね。
で、このビースト＝仁藤でありますが、一応自分の使命を果たしている様に見えるのですが、本当に大雑把な性格で、そのちょっとおバカなキャラクターぶりに思わずハマってしまいました。特に、攻介の祖母が登場した回は思いっきり吹きましたね、魔法少女ビースト。
それを見て私は思いました。
「こいつはもしかしたら真木博士に匹敵するぐらい面白い人間になるかも」
話は少し反れてしまいましたが、ウィザードを盛り上げてくれている仮面ライダービーストがＷＡＰに登場したのです。
「Ｌ・Ｉ・Ｏ・Ｎ ライオーン！！」
仮面ライダービーストはフォームチェンジはしませんが、ビーストの魔法を宿した４つのマントを自在に操って戦います。
バッファローの力を宿したバッファマント。突進攻撃を繰り出せるほか、地面を叩いて衝撃波を起こす事も可能。
カメレオンの力を宿したカメレオマント。身軽に動けるうえに、短時間ではあるが周囲の景色と同化して自分の姿を消したり、カメレオンの舌の部分を鞭の様に変化させて攻撃する事も出来ます。
イルカの力を宿したドルフィマント。解毒等の治療療法の魔法を使う事が出来ます。
ハヤブサの力を宿したファルコマント。高速飛行が可能になり、強烈な風を起こす魔法が使える。また、ビーストリングはウィザードも使用する事が出来、劇中ではドルフィリングを使用してイルカの能力を得て戦っています。
ビーストの武器はダイスサーベル。リングをセットして決めろ
セイバーストライク！！
ビーストの力を宿しているこの４つのマント。このマントを
はだかんぼうのキマイラに装着させると
ご覧のように、ビーストキマイラが完成します。全てのマントが装着されているのがお分かりでしょうか。
横から撮影すると、カメレオもちゃんと付いています。
ビーストキマイラにビーストを乗せる事も出来ます。劇中とはサイズが異なりますが、雰囲気は出ていますね。ビーストの力でファントムを倒せ！！
「良かったな仁藤、アクションフィギュアが発売されて」
「どうだ晴人。キマイラとセットで登場したぜ。カッコイイだろ」
「お前なぁ、ＷＡＰにラインナップされただけでそんなに喜んでどうする。仮面ライダーにはもう一つフィギュアがあるんだぞ？」
「分かってる、皆まで言うな！！
６月にＳ．Ｈ．フィギュアーツでもラインナップされるんだろ？それぐらい知っているよ。早く発売が待ち遠しいぜ！！」
「まぁいい、とにかくまたファントムが出現したから今から倒しに行くぞ！！」
「おい、そいつは俺の獲物だぞ。勝手な事するなよな！！」
こうして、ウィザードとビーストは今日も協力（？）しながらファントムと戦うのでした。
「最後に言っておくぞ。今日俺のフィギュアが発売されたけど、どんどん遊びまくってくれよな！！」