もともと私は、

小学校・中学校を卒業するまで肌荒れ知らずの人間でした。

 

いまとなっては、本当に無神経だなと思いますが、

「なんで、あの子はあんなに肌が荒れちゃってるんだろう?」

と肌荒れに悩んでいるクラスメイトを見て、

悪気もなく思っていたくらいです。

 

 

それが、大学受験のハードさが原因で、

ひとつ、またひとつと大きい赤ニキビや

ちいさい白ニキビができてきて。

勉強でわからない問題が出てくると

イライラして、しょっちゅう肌をこすり、

鼻回りを中心に、無意識に角質をとりまくる。

(この癖はいまだに、やってしまいます。)

 

 

そのせいか肌は全体的にざらざらと固くなり、

ニキビに加えて、毛穴も開いてしまう始末、、

 

そして皮膚科に通うも、

薬は効かず、

「受験が終われば治るから」

と医者になだめられたけれど、

大学生になっても、一向に肌荒れは治りませんでした。

 

 

お医者さんが治せないなら、

自分で治す方法を見つけるしかない。

 

 

そう思ってしまった私は、

ネットや2chを読み漁り、民間療法とよばれる民間療法を

試しまくりました。

そして、みなさんの中にもご存じの方がいらっしゃるかもしれませんが、

「角質培養」という美容法を見つけ、

正解がわからないまま、

化粧水は塗らず、ホホバオイルだけを塗るシンプルケアが

お肌に良いと信じて、自己流でスキンケアを続けました。

その結果、

 

顔のTゾーンと頬、あごが赤くなる、

脂漏性皮膚炎になってしまったのです。

 

皮膚科に行っても結局いつも、

食事・睡眠・運動にきをつけろ、というアドバイスしかもらえず。

「じゃあ、頑張ってその3つを正しく生活にとりいれれば、治りますか?」

と聞くと、

「うーーん、完全には治らないかもね」

とあっさりと言われて、絶望しました。

 

年頃なのに、お化粧もできず、

こんな肌で彼氏なんかできるはずはない、と

自分を責め続け、

肌荒れでできたストレスが、また肌荒れを引き起こす、という

負のループにはまっていった、、

という感じです。

 

写真がなくて申し訳ないのですが、

ニキビをつぶしたりはしなかったので、

クレーターはもともとありませんでした。

でも赤みがひどく、

乾燥と脂が混在していて、

ひといときには、ぽろぽろと白くなった皮膚が

剥がれ落ちてくる。

 

ニキビがない部分がだんだん少なくなっていくのがわかり、

毎日怖かったです。

汚い肌の自分は見たくないけれど、いつも鏡ばっかり見ていました。

 

暗くなってしまいましたが、

肌荒れをしている人って、やっぱり

ふだんどんなに笑っていても、

心の奥底にはこんな風に暗黒の部分が

しっかりと根付いてしまっているんです。

 

そして、そことしっかり向き合うのが、

肌荒れを改善する一歩になる、ということが

私の経験からお伝えできること。

 

少しずつ、書いていければと思います。