名向崎緑地。聞いたことありますか？三浦市民でもほとんど知らないと思いますが、一応、三浦市の都市緑地なんです。面積的には1.18haもあって、三浦市の公園緑地では三番目の広さです。

今回、初めて行きましたが、まず、場所が非常に分かりにくいです。

具体的な場所は、油壷と浜諸磯の間の小さな岬の先端部です。

ルートは、旧名向小学校の隣にある油壷幼稚園の脇の道を進みます。この先は畑と別荘地帯で、車は入っちゃダメ的な看板があちこちにあって不安になりますが、ひたすら進んだ突き当りです。勿論、車で行くことはできません。

一応、門と表札があります。公園と思いましたが、ただの草藪でした。擬木の柵のほかに人工物は何もありません。

どうやら門から入って岬の先端部分を巡るように園路があるようです。歩く部分だけ藪を刈ってはあるのですが、途中酷い個所があって周遊はできませんでした。しかも藪のせいで海も見えません。

（少し進んだ所、ここはまだ明るい感じですが、見渡す限り藪です。）

ベンチもないし、といってシートを敷く場所も無し。やぶ蚊も多い。一人で歩くには不気味でもあります。何しろ、門から深い藪に入っていく感じなんです。

つまり出かけていく意味が見当たらない。

いったい、何のためにあるのか。たぶん緑地保全なのでしょう。国から無償貸し付けを受けているそうです。

せめて、海が見えれば行く価値も出てくるのですが…

市としてはできるだけ費用をかけたくないのでしょうね。

他にも、三浦市の公園はえッと思うところが多いです。

この辺りが、財政事情の悪い自治体の姿です。

「名向崎緑地」 残念ですが、行く価値はないです。