前から思っていたことだが、なんとなく日本のことを語る日本人が多くはないか。非常に危機感を持っている。結局のところ、自分の国の現状を正しく客観的に理解している日本人が少ない気がする。海外で生活する人はエチケットとしていいことも悪いことも確り客観的に自分の国を理解し、外国人に説明できるように心がけるべきだと思う。こうあってほしい、こう見られてほしいという第三者の目を気にすることで歪んだ日本像が蔓延することに違和感を感じる。現代に生きる日本人は過去の栄光に執着している人が多い。過去に執着するのではなく、正しく日本を理解する努力が必要だと思う。これには努力が必要だ。なぜなら自分の国を知ることと同じかそれ以上に世界で何が起きているか正しく情報収集する必要があるからだ。また、情報収集だけでは足りず、実際に外の人とコミュニケーションをとることで見えてくる個人の体験も大事になってくる。日本や日本人に対する偏見や先入観が変わらないのは良い面、悪い面ある。良い面は、規律や礼儀正しく勤勉職人肌な日本人の良いイメージが保たれていること。悪い面は、外国人から正しく理解されない慣習を面白おかしく馬鹿にされること。

大人の責任は大きい。表層的なコミュニケーションに終始することに何の意味があるか理解ができない。その人の考えや経験をベースにした話を期待しているはずなのに、誰でも知っている無難なことに終始するだけ。何の意味もないと思う。むしろ相手は個人の話、サプライズを楽しみにしているはず。大衆に迎合するのは、正しいことではないということを各人が認識する必要がある。一人の人間として意見を持ち、一アマチュア外交官として日本や日本人をより正しく表現する日本人が一人でも多くなってほしい。