【巨人】イケてるマスク小林、初猛打に鬼肩!盗塁2度刺し! | 注目ニュース情報ステーション

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◆巨人4―2広島(10日・東京ドーム)

 先発マスクをかぶった巨人のルーキー・小林が攻守で躍動した。初回に菊池、3回には白浜を強肩で刺して広島自慢の機動力を封じ、打っては初の猛打賞。同級生の先発・菅野を好リードした。8回途中で阿部にマスクを譲ったが、チームを4カード連続勝ち越し、単独首位に導いた。11日からは敵地甲子園で阪神と激突する。

 寸分の狂いもなかった。小林の送球が、地をはうように二塁へ伸びた。「走ってくると思っていた。自信を持って、焦らずにいけた」。初回2死一塁、ボールはベース横に置いた片岡のグラブへ一直線。俊足の菊池を刺した。相手の流れを断つ“鬼肩”で、プロ初の盗塁刺をマークした。

 6日の中日戦(ナゴヤD)以来、2度目のスタメンマスクで、同じ24歳の菅野と公式戦初バッテリーを組んだ。走者が出るたび、菅野に「ランナーだけは任せてくれ」と伝えた。3回2死一塁でも、低い送球で広陵高(広島)の先輩・白浜の二盗を阻んだ。「そこ(肩)だけしか(菅野)智之に任せてもらえるところがなかったので、とにかく必死だった」

 守備だけじゃない。3回先頭ではフルカウントから内角直球を強振。プロ2本目のヒットを左前に放ち、先制のホームを踏んだ。4回にも左前にはじき返すと、6回1死一塁では左中間へ二塁打。「積極的に振っていけた」と、初の猛打賞だ。攻守でハツラツ。それでも、菅野の6被安打がすべて変化球だったことから「僕が変化球に頼ってしまった部分があった」と反省を忘れなかった。

 恩返しがしたかった。昨年末、巨人入りが決まると、大学日本代表のチームメートだった菅野から一通のメールが届いた。「すごくいい先輩がたくさんいるから、何も心配は要らないよ」。2月のキャンプではいつも相談相手だった。「本当に助かるんですけど、迷惑をかけちゃっているかもしれない。自分が引っ張っていけるようになりたい」。その一心で全力プレーした。

 8回2死一塁でお役ご免。「山口―阿部」のバッテリーと交代した。小林は山口と公式戦で組んだ経験がない。中継ぎエースと主将で流れを断ち切るベンチの判断だった。ベンチ前で阿部とハイタッチし「お願いします」と頭を下げた。原監督は「見事だね、あの肩は。智之との呼吸も良かったし、何より打撃もいい。(打撃の)形も理にかなっている。本当に一日一日、力をつけている」と小林の攻守に目を細めた。

 黄金ルーキーの活躍で、チームは06年(5カード連続)以来の開幕4カード連続勝ち越し。単独首位に立った。プロ初のお立ち台で「チームの目標は日本一。必ずそれに貢献したい」と叫ぶ小林に、いつまでも歓声が降り注いだ。

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