〈道具〉
・のりバケ
・マスキングテープ
・カッターナイフ
・定規
・ヘラ
・洗面器、ぞうきん
〈材料〉
・障子紙
・障子用ノリ
・障子紙はがし
◆古い障子紙をはがす
①障子の桟のホコリをハタキ等ではらい落とします。張りかえる障子の多い時は、障子の場所がわからなくならないように隅の方に番号をつけておきます。
②障子を逆さまに立てかけ、ハケに水をたっぷりとつけて障子の裏から桟に塗っていきます。穴をあけたり、破いたりしてからはがすとはがしにくくなるのでなるべくそのままの状態にしておきましょう。
③２～３分後、ノリのついている部分が白く透き通っているような感じになってきたら、障子紙を上からゆっくりはがしていきます。はがし残した紙はヘラでそぎ落とします。
④最後にぬれふきんで水拭きして乾いたタオルで水気を拭き取ります。あとは日の当たらない所で陰干しします。
◆障子紙を寸法に合わせて切る
①障子紙の寸法が合わない時は、厚切の紙(３０cm×３０cm位)を芯にして障子紙を逆に巻きます。巻き終わったら芯を抜きます。
②桟の間隔を定規で測ります。障子紙にその間隔分(障子２コマ分)をとり、印をつけます。
③印をつけた線に定規をあて、カッターで余り分を切り落とします。
◆障子紙を張る
①障子紙を張る前に、張り代として１cm位残して枠の外側にマスキングテープを張ります。
②障子を逆さにして桟にノリをつけていきます。クリーム状に練ったノリを「中・下・上」の順に軽くたたくようにつけます。
③障子を逆さまにしたままで障子紙を張っていきます。逆さにして障子紙を張っていくと張り合わせの部分が下向きになりホコリが入らずきれいです。張り方は左手に障子紙を持ち、右から張ります。２枚目からも同じように張っていきます。
④障子１枚分を張り終えたら、左右の余った部分はカッターで切り落とします。カッターはなるべく手前に、少し寝かせ気味に使うとよく切れます。
⑤全部張り終えたら、障子の上下を元に戻し、霧吹きで全体に薄く水を吹き付け、陰干しします。乾いたら、マスキングテープをはがして出来上がりです。
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