Tokyo2020~東京街角散策記

Tokyo2020~東京街角散策記

東京の風景を観察して歩く

Amebaでブログを始めよう!

来月23日から、平成最後となるセンバツ高校野球、第91回選抜高校野球大会が始まる。その組み合わせ抽選まで一カ月となった。

全国から32代表がすでに発表されてきており、その大会展望誌なども刊行されてきている。

当然のことながら、各校、本番へ向けての調整に余念のないところであろう。

そして、我々もそろそろ大会展望をしていきたいところである。

 

振り返ってみて、平成最初のセンバツは今から30年前の1989(平成元)年で、東邦が元木大介(読売。現コーチ)らのいた上宮にサヨナラ勝ちして春4回目の優勝を果たしている。

その東邦が、昨秋の東海大会を制して平成最後のセンバツに2年連続代表となっている。

しかも、関係者に聞いても「去年よりも強いし、藤嶋(健人=中日。16年夏ベスト16)の時よりも強いんじゃないか」という声がほとんどだ。

東邦のリードオフマン・松井涼太君

 

その根拠としては1番松井涼太君と4番熊田任洋君の打線がしっかりしており、エースで打っても3番で二刀流としても評価の高い石川昂弥君とチームとしての柱がしっかりしているからである。その破壊力と勝負強さは、昨秋の東海地区大会でも十分に証明された。

東邦のエース・石川昂弥君

そんなこともあって、「平成のセンバツ、ひょっとしてひょとすると東邦で始まって、東邦で幕を閉じるのかな…」なんて愛知県人のボクとしても密かに期待をしているのだ。

攻守に東邦を引っ張る、熊田任洋君

 

そんな東邦に立ちはだかりそうな一番手としては、早くもこの秋のドラフト1位指名候補という声も上がっている奥川恭伸君のいる星稜だろう。明治神宮大会では決勝で札幌大谷に屈したものの、チーム総合力としても一番高いと思われた。

星稜・奥川恭伸君

さらには、東邦と因縁の八戸学院光星も侮れない。さらには、大阪桐蔭のいない近畿勢でも履正社、龍谷大平安、智辯和歌山といった常連校は、やはり甲子園では強い。常連校ということで言えば広陵と横浜も、もちろん要マークだろう。

こうして、チーム名を上げていくだけでも、球春到来が待ち遠しくなってくる。

今月末には、21世紀枠の石岡一へ取材で窺うことにもなっているのだが熊本西、富岡西と共にセンバツならではの21世紀枠代表校の健闘も期待したい。