人手不足で採用された新人。もと超大企業勤務。

期待の新人、60歳オーバー真顔

ちなみに全くの異業種。共通点といえば、営業系要素があるくらい。

入社して半年経過。

仕事を一人で完結できない。ていうか、全く自分で調べたり考えたりせず、最初から他人に全振り。

覚えてもらおうと、同じ事でマニュアルを一緒に確認すること多数。

のれんに腕押し。

最初からおんぶにだっこ。一から同席してこと細かに指示したり、代わりに対応したりとまるで二人三脚。時間かかる〜。


上司に対しては、他者に丸投げした事、二人羽織状態で仕事した事にはひとっことも触れずに、しれっと僕かなり余裕でできます〜。簡単ですね!報告&アピールオエー


日常会話から、言葉の端々に垣間見える女性蔑視の考え。


バブル世代に入社して、他人(主に女子)に仕事丸投げして、自分がやったことにして雰囲気で生きてきたタイプとみた。


氷河期世代を舐めんなや。


いくら人手不足だからって採用すんなや、本社人事。


殺意。


コロナ禍やなんやらで、5年ぶりの義実家帰省。

子どもの強い希望で。

田舎の一軒家。

夏の昼下がりに、太陽の眩しい光に包まれて、庭は多種多様な木々が風に揺れる。

小さな池には蓮子の花が咲き、傘のような葉の下で、小さな蛙がくつろぐ。

短い滞在期間だったけれど、複数種類の虫、鳥、植物、爬虫類、両生類、哺乳類、と、多くの生き物の生活を垣間見る事ができた。

義実家は古く、昔の家なので、部屋数も多い。

年寄りだけの暮らしなのに、掃除が行き届いていた。

義母に趣味があり、客人が絶えないせいもあるのかもしれない。

裕福ではなくても、住まいを整え、自然と共存し、人との関わりを大切にする。

丁寧な暮らしって、時間や手の込んだ料理を作ったり、SNS映えする暮らしをするのではなくて、こういう規則正しく、きちんとする暮らしを指すのだ、と学んだのでメモ。


イケメン元上司が満面の笑みで

「嫁さんが妊娠してさ〜。親父がすごく喜んでてさ」


「えー❣️よかったですねー‼️」


あまりにも嬉しそうな顔だったので、私もしあわせな気持ちで胸がいっぱいになる。


そこで目が覚めた。


夢だった。






もうそろそろ、イケメン元上司が急逝して3年が経つ。


同じ歳だったので、私の方が歳上になってしまった。


そして、元上司のお父様も既にお亡くなりになっている事も思い出した。


元上司にお子さんはいらっしゃらなかった。


いろいろ切なくなってしまった寝起き。