こんばんは

年が明けて一発目のブログでございます

ということで、皆様あけましておめでとうございます(遅)

基本的に好きな映画や好きな曲について、ダラダラと書き綴る予定になっておりますので
僅かでも興味をお持ち頂いた方にご覧頂けたら幸いでございます

1発目は大好きな映画、「私の男」について書きたいと思いますー

近親相姦が大きなテーマとして描かれているということで、話的には重いものになりますし
舞台が冬の北海道ということもあり雄大な自然が却って身を寄せあって生活する二人の孤独を際立たせているような…


ストーリーを掻い摘んで説明すると

地震による津波で家族を失った10歳の少女「花」(後の二階堂ふみちゃん)は親戚の淳悟(浅野忠信さん)に引き取られ
生活を共にしていくうちにインモラルな関係に堕ちていく

花が高校生になった頃、ある事件がきっかけで二人は逃げるように北海道を離れることになるのだが…という感じなのですが




途中で高良くんがちょい役で出てくるんですけど
友人は「高良健吾をあんだけしか使わないなんて勿体無い」と言っていたのですが

僕は逆に花と淳悟の世界を中心に描かれている中でそこにポンと完全なる第三者である高良くんが入ってくることで、花とおじさんの狂気にも似た関係性が改めて浮き彫りになった気がしたし
その第三者を高良健吾という名優が演じることに大きな意味があるのではないかなぁと


だらだらと書いてしまいましたが

途中で高校生になった花が「なにしたって、あれは私の全部だ!!」と叫ぶシーンは
一生忘れないと思うほど個人的に突き刺さるものがありました