日曜日にBUMP OF CHICKENの東京ドーム公演初日に行ってきました。

割と飽きっぽい私が、唯一と言ってもいいくらい長く続いてる趣味がBUMP。
BUMPが好きな理由は数え切れないくらいあるけど、今日は二つ書きたいと思います。

一つ目。
私は、自分に自信がなくて、人から注目を浴びることや人と違った行動をすることに異常な恥ずかしさを感じたり、友達から冷たいことをされて苦しい思いをしても反論せずに仕方ないなって諦めたりする、引っ込み思案なところがあります。
そんな時、多くのバンドは「大丈夫だ!がんばれ!」と激励の言葉を歌うけれど、なんだか私にはしっくりこないなって思う。
弱い自分が嫌いで変わりくて、変わるための努力もしてるのに簡単に変われなくて苦しんでるのに、これ以上どう頑張れというの!ってなるから笑

BUMPの歌は、今の弱い自分を認めて、過去の頑張った自分を根拠に、まだやれるよまだ頑張れるよって優しく教えてくれる。
Stage of the groundの「君をかばって散った夢は夜空の応援席で見てる」だとか、バトルクライの「ここが僕のいるべき戦場 覚悟の価値を決める場所」だとか、rayの「晴天とは程遠い終わらない暗闇にも 星を思い浮かべたなら、すぐ銀河の中だ」だとか、今いる苦しい現実を受け止めてなお、前向きになれる言葉をくれる。(ワンフレーズ抜き出しただけでは、BUMPの良さは伝えられないですが…!)
こんな愛おしい言葉がいろんな歌に散りばめられているから、あの時の苦しさはこの曲で乗り越えたなぁ、とどの曲もお気に入りになってしまう。
ライブに行って生演奏で聞くと、当時の苦しさとBUMPに救われた思いがフラッシュバックされて涙が止まらなくなってしまいます笑

二個目
わたしには過去にもう立ち直れないくらいどん底な時がありました。もう絶望しかない、苦しすぎる、もうこれ以上は頑張れないって時。しょっちゅうはないけど、一生懸命生きていれば避けられないやつ。
そういう絶望的状況にいる時、俺がそばにいる、一人にしない、俺が助けに行く、とBUMPの曲が手を伸ばしてくれる。

流れ星の正体では、「君が未来にこぼす涙が 地球に吸い込まれてしまう前に 一人にせずに掬えるように 旅立った唄 間に合うように」と、プレゼントでも「少なくとも 君には味方がいるよ プレゼントの中の住人達」と、メーデーでも「響く救難信号 深い心の片隅 こんなところにいたの そばにおいで 逃げないでいいよ」とうたってくれて、どんなに弱い私でもBUMPが手を差し伸べてくれる、という絶対的安心感をくれる。

今回のライブでも、藤くんが繰り返し「大勢の中の一人だと思うんじゃねえぞ、お前に会いにきたんだぞ」と言ってました。(東京ドームからの帰り道が激混みで、大勢の中の一人じゃん!!笑 って思ったけど笑)

それを聞いた時、この人は一人の人間を救おうと本気で思って曲を書いてるんだな、だからこんなに心に響くんだなって思いました。
きっとこのセリフをライブ中に聞いて涙を流したひとは、私と同じように過去にBUMPに救ってもらった経験がある人なんだろうなって思う。


というわけで、
BUMP教に入信した人みたいな文章になってますが笑、BUMPファンならわかってもらえると思います!!
3つ目以降の理由はまたどこかで書きたいと思います☺️