前回インド到着ビザのことを書いた後に調べてみたら、到着ビザ開始後3ヶ月間でこのビザを使ってインド入国した日本人はまだ298人しかいないと!
これは貴重な体験をしました。

というわけで、もう一つ追加情報を。
到着ビザ取得で押されるスタンプにこう書かれています。

「①観光アライバルビザでの滞在期間延長および滞在期間変更はできません。また、観光アライバルビザは1年間(in a calender year)で2回利用可能で、前回利用時より最低2ヶ月間空いている必要があります。②~日(許可された滞在日数)を超えての滞在はできません」

この中で気になるのは「in a calender year」という文言です。ただの「in a year」であれば最初に到着ビザを使ってから1年間になりますが、「in a calender year」ですと1~12月の間に2回ということになって、例えば7月、10月、1月、4月と取れば1年で4回取れることになります。

といっても、こんな高いビザをこんな風に取る人はいないでしょうけどね(笑)
ddddd仕事とプライベートでバタバタと続いていて、なかなかアップできずにいました。
3月にシンガポールとインドに行ってきましたが、その際にインドで到着ビザというものを使用して入国しました。
到着ビザは今年1月から試験的に始まったサービスということで、他のHPやブログにも書かれておりますが、実際の体験談がまだ載っていなかったので、その体験談をこの場でご紹介したいと思います。

なお、到着ビザは試験的ということなので、内容の変更、廃止が今後あるかもしれませんので、実際にご利用になられる方は事前にインド大使館やインドビザ申請センターにてご確認されることをオススメします。
というよりは、事前にビザを取られた方が申請費用も安いですし、スムーズに入国ができるのであらかじめインドビザ申請センターにてビザ取得されることを一番オススメ致します。

インドビザ申請センター
http://www.indianvisaatjapan.co.jp/index.jsp

インドは昨年までいかなる目的の入国でも外交官以外は事前のビザ取得が必要でした。しかし、2010年1月から日本、フィンランド、ルクセンブルグ、ニュージーランド、シンガポールのパスポート所持者は、観光目的の入国に限って、インド到着時のビザ取得が可能になりました。

Visa on Arrival取得に必要な条件は以下のとおりです。

1. 日本、フィンランド、ルクセンブルグ、ニュージーランド、シンガポールのパスポート所持者
2. 取得可能場所はデリー、ムンバイ、チェンナイ、コルカタの4空港のみ
 (それ以外の空路、陸路、海路での入国時の取得は不可)
3. 取得可能なビザは、30日間有効の観光シングルビザのみ
4. 滞在期間延長不可(内務省が例外的に認める特例を除く)
5. パスポートの有効期間が6ケ月以上必要
6. 到着ビザは年2回まで(また1回目の訪問から2ケ月以上経過していること)
7. ビザ取得費用 US$60、または同額のインドルピー
8. 往復の航空券と十分な旅費が必要

というのが一般的に書かれている内容なのですが、実際に体験すると厳しい条件がありました。デリー空港での体験談も交えてご紹介いたします。

1. デリー空港到着後、入国審査の一番右側に「Visa on Arrival」というカウンターがあり、そこに行くと、私以外にニュージーランド人3人が待っていたが、審査官が誰もいない・・・。10分くらい経つとようやく審査官が登場し、申請書を渡されます。
2. 申請書の内容は、事前ビザの申請書の内容+妻の名前/住所/連絡先や滞在先の名前/住所/連絡先を詳しく書かされます。英語ができない人は辞書を持参されることをオススメ致します。
3. 審査は申請書を書き終わった順に行われ、私はニュージーランド人3人の後に。その間にビザ費用の両替を済ませます。ビザ費用はUS$60とインド大使館HPに書いてありますが、US$は不可。インドルピーしか受け付けてもらえません。
デリー空港の場合、入国審査カウンターのすぐ横に到着ビザ専用の両替場があり、そこでUS$60を渡せば必要なインドルピー分両替してくれます。最初、US$60だけ両替してしまったので、手数料を取られたら足りないのでは・・・と思っていましたが、手数料分を差し引いた額でちょうどビザに必要なインドルピー分足りました。
4. 審査は一人あたり30分もかかり、私の番は空港到着から約2時間後。審査官に、パスポート、申請書、写真1枚(パスポートサイズ)、申請費用を提出して、質問を受けます。質問内容は、旅行目的、スケジュール、宿泊先などの基本的なことだけ。審査官が気にするのはその人が不法滞在することなので、帰りのチケットと宿泊予約の確証(e-mailのコピー)を併せて見せて審査官を説得。これらを忘れずに見せましょう。
5. 無事審査が終わると、下のレシートとともにパスポートに「Visa on Arrival」というスタンプが押されます。これで無事にようやく入国完了が、結局到着してから約2時間半以上もかかりました。ちなみに、ここまで時間がかかると、預けた荷物が心配ですが、空港係官にBaggage Claimを見せれば、ターンテーブルをぐるぐる回っている自分の荷物を入国審査のカウンターまで持ってきてくれます。

Tokyo Emotional Factoryブログ-Visa
Visaのレシート

この到着ビザですが、インド国内ではあまり知られていないようで、ホテルのパスポート提出時や、バンガロールからの出国時(バンガロール空港は到着ビザを扱っていない)に、「これは???」とビザの紙が張られていない見慣れぬパスポートを不思議がって、いろんなところに問い合わせされたりで、その都度時間がかかりました。

また、これが一番の注意点なのですが、大使館のHPで「30日間有効の観光シングルビザのみ」と書いてありますが、実際に許可される滞在日数は、申請時に見せた帰りの航空チケットの帰国日+1日までです。つまり、私の場合、8日間滞在の予定だったので、9日分の滞在許可しかもらえなかったわけです。
私がバンガロールを出るときにちょうどバンガロール空港で爆発物発見という事件がありましたが、もし本当に爆発事件になって空港閉鎖になっていたら、確実に不法滞在になっていました。何が起きるかわからないインド。やはり事前にビザ取得して余裕のある滞在日数を確保しましょう。

というわけで、極力ビザは事前に日本で取りましょうというのが私の結論です。やれやれです。
仕事が忙しくなって、かなりアップがおろそかに。。。
すみません。

では、イスラエルでの昔話をちょっと。

イスラエルに行ったのは、イラク戦争真っ只中の2003年4月~5月。
(Wikipediaによるとまだ戦争継続中にはなっていますが)
バグダッド陥落直後で戦争の余韻がまだプンプンしている頃。
当然、外務省の海外安全情報では退避勧告か渡航延期勧告。
旅行代理店でもわざわざ「何があっても自己責任です」みたいな
誓約書を書いて、外務省にも書類を出しました。

何でそこまでしてまで行ったの?と良く言われるけど、
特に理由はないというのがホンネ。
なんとなくいつも気になったとこにいってるんだけど。。。
ただ、イスラエルだけは昔から気になっていた場所というのもホント。
高校で世界史やってたころから、なんで平和にならないの?とか、
そんな危険なとこに住んでいる人は逃げないの?とか
疑問に思っていた。
そんな中、あの戦争が始まって、ますます気になってしまって、
エジプト(ピラミッド見学)と合わせて行ってみようと思った。

ちなみに、エジプトでも貴重な経験をたくさんしている。
クフ王のピラミッドの棺に入ったり(吉村先生すみません。。。)、
ラクダに乗って砂漠移動したり、砂漠の真ん中で故障した車を直したり、
ルクソールでは現地人の家にホームステイしたり。

でも、こんなことも吹っ飛ぶくらいの経験をイスラエルで体験しています。
続きは、、、今日はとりあえずここまで。

マラソン練習で疲れたし、明日も仕事だから早く寝ないとね。