京都駅では、いろいろと美味しい駅弁が販売されています。
「きつねの鶏めし」は、
同じ京都駅で販売されている「きつね寿し」と同じきつねシリーズです。
掛け紙には、
「きつね寿し」と同じ白弧のお面が描かれています。
右側に赤文字で「きつねの鶏めし」と書かれています。
その下には、
「原了郭「黒七味」で食べる鶏とお揚げさんの弁当」
と書かれています。
原了郭の創業は、元禄16年(1703年)です。
初代の原儀左衛門道善は、
赤穂義士47士の1人原惣衛門元辰の一子で、
剃髪して「了郭」と称し、
祇園社門前に店を開きました。
了郭は、
漢方の名医である山脇先生の処方による「御香煎」を製造し、
家業としました。
黒七味は、
一子相伝の守って製造されており、
原料は白ごま、唐辛子、山椒、けしの実、青のり、黒ごま、おの実です。
材料をから煎りし、
唐辛子や山椒の色が隠れまで丁寧に揉みこむことによって、
独特の濃い茶色となり、これが「黒七味」を称するゆえんです。
弁当には豆袋に入っています。
掛け紙を取り駅弁を開けると、
油揚げとゴボウが混ぜてある炊き込みご飯の上に、
味付け油揚げと鶏つくね、鶏照焼、わらび醤油漬け、味付姫竹、
筍煮、人参煮、すぐき醤油漬けがのっています。
食べてみると、
炊き込みご飯はもっちりとしていて味付けがほのかに味わえて
とても美味しいです。
鶏肉の照焼は、
しっかりとした歯ごたえがあり美味しいです。
原了郭の黒七味をかけると、
辛さが鶏肉と相まって2度美味しいです。
人参煮は甘くて美味しいです。
姫竹は柔らかくて美味しいです。
わらび醤油漬けとすぐき醤油漬けは、
シャキシャキとして美味しいです。
かんでいると少し甘い味がして美味しいです。
味付油揚げは、
ジューシーでとても美味しいです。
つくねは濃い味付けでしたが、
鶏肉の味が美味しく大満足です。
とても美味しい駅弁です。
とてもお勧めの駅弁です。
この駅弁の格付けは、
★★★★★
です。