☆マッチプレビュー
さあ、かなり前置きが長くなりましたが、、
本題に入っていきます。
今試合の予想スタメンはこちらになります↓↓
シティのスタメンの注目は、ベルナルドシルバが同僚メンディ(大親友)への人種差別疑惑により出場停止が見込まれている、右サイドハーフの人選。
シンプルに考えるとここは本職のマフレズか。
しかし、シティの宝石フォーデンやストライカーが本職のガブリエウジェズスを起用する可能性もあるか。
もう1つ、変更があり得るのは左SB。
シーズン開始当初レギュラーだったジンチェンコが負傷中のため、選択肢としてはアンヘリーニョorメンディ。
攻守ともにお互い違う特徴を持つが、ここは前節スタメンのアンヘリーニョがファーストチョイスなのでは。
負傷により12節リヴァプール戦を欠場したエデルソンの状態は気になるところですが、出場可能であれば必ず使ってくるはずです。
その他は、怪我など有事の際以外は、現状変更は考えられないのではないでしょうか。
チェルシーのスタメンの注目は、右SB&ボランチ。
前節、若手のジェームズがプレミア初先発を飾り上々のプレー。
アヤックス戦でも得点に絡んでおり評価はうなぎ登りです。
前述した通り、ランパード監督は若手を多く使いますが今節の相手はマンチェスターシティ。
ここは流石に、キャプテンでもあるアスピリクエタを起用するのではないでしょうか。
ボランチですが、選択肢としてコバチッチ・ジョルジーニョ・カンテの3人がいます。
3人ともワールドクラスの選手であり、ベンチにおいておくのは勿体なすぎる選手たちです。
しかし、チェルシーのフォーメーション上スタートから出れるのは2枠。
つまり、誰かがベンチに座ることになるのです。
恐らくジョルジーニョは当確でしょう。
前節は累積により欠場しましたが、代表戦ではゴールをあげるなど好調を維持しています。
彼は、ゴールやアシストも出来ますが何より周りの選手を指揮できるのです。
ボール回しの際彼は、向こうに出せこっちに出せと指で指示を出してるのを良く見かけます。
ジョルジーニョはチーム全体を導ける、ピッチ上の指揮官のような存在なのです。
そうなると、もう1枠はコバチッチorカンテ。
正直ほんとにわかりません(笑)
コバチッチはジョルジーニョとのコンビネーションは抜群です。
パスのリズムを作るのが非常にうまいため、円滑にボール運びができます。
カンテは最近負傷が目立ちますが、前節復帰し及第点のプレーを見せました。
勿論、ご存知の通り彼は、世界でも五本の指にはいるボランチです。
ただ、負傷明けなどの要素を考えるとスタメンはコバチッチではないでしょうか。
どちらも違った特徴を持った選手なので、シティ戦に対するチーム全体のアプローチによって、変えてくるのではないでしょうか。
☆注目選手
さて、この試合は上位対決ということもあり本当に注目選手が多い…。
一人一人挙げていくとキリがないので両チームのキーマンを挙げさせて頂きたいと思います!
・ラヒーム・スターリング
まずはホームのシティから。
FWのイングランド代表スターリング選手!!
うーん、彼の名前を挙げるのは普通すぎて嫌だったんですが
今のスターリングは注目せざるを得ないといいますか。
ここで、彼の名前を挙げないわけにはいかないんですよ…。
今シーズンのスターリングはキャリアハイといっても過言ではないパフォーマンス。
既に7得点をあげ得点ランキング5位。
これだけでも凄まじいのですが、今スターリングはプレミアで1,2を争うレベルで恐い選手なんです。
スターリングは若手時代、精神的な未熟さ故に集中力を欠いたプレーや守備を怠ってしまったりと
いい選手ではありましたが、プライベート含め悪目立ちする印象でした。
しかし、グアルディオラのもとで人間的にも成長し試合を重ねるごとに進化している印象です。
敗れはしましたが、前節のリヴァプール戦でも出色の活躍。
対峙したアーノルドを苦しめ続けました。
スターリングは今のシティに欠かせない存在です。
・メイソン・マウント
続いてはアウェイのチェルシー。
ここはプリシッチじゃないんかーいと思った方も多いと思います。
勿論、今のプリシッチは恐ろしい。
チェルシーでの初ゴールから3戦で5発。
英情報局「スカイスポーツ」が発表しているプレミアリーグパワーランキングで2週連続で堂々の首位。
しかし、ここではあえてマウントを推させて頂きます!
昨シーズン、チャンピオンシップ(2部)のダービーでもランパードと共演しチェルシーに復帰した彼は、現地でもランパード2世といわれるくらい期待されているのです。
ポジションはトップ下ですが、純粋な10番ではなく得点力も備えています。
テクニカルな選手でありますが、何よりアグレッシブにボールを前から奪えるのです。
20歳の彼は、今のチェルシーを象徴する存在なのです。
そして、今節の相手はシティ。
シティの中盤に君臨するのは世界最高峰のデブライネやダビドシルバ。
彼ら相手にマウントがどこまで通用するのか。
攻守両面で彼の出来が、試合の結果を左右するでしょう。
☆試合の見どころ
マンチェスターシティ(4位)とチェルシー(3位)の上位直接対決ということで勿論今節の結果によって順位は入れ替わります。
試合展開としては、恐らくホームのシティがボールを持つ時間が長くなるでしょう。
シティには前述のスターリングを含め、決定的な仕事を出来る選手が多いです。
ボールを保持していく中、どれだけ早い段階で点がとれるか。
チェルシーDF陣は若手が多く、シティが繰り出す波状攻撃にどこまで対応できるか。
逆に言えば、チェルシーは先制点をとれるかというところが鍵になると思います。
若い選手が多いため、流れをつかんで勢いにのれればそのまま…という展開も考えられます。
注目のマッチアップは、抽象的になりますが両サイド。
シティの攻撃陣には、スターリング
チェルシーには、プリシッチ
と今注目の選手が揃っています。
さらに対峙する守備陣にはアスピリクエタ、カイルウォーカーとプレミア屈指のSB達なのです。
シティの展開するサッカーは、サイドハーフが幅を持たせる役割を担うため、この部分の出来が全体に大きく関わっています。
それを考えると、今試合ベルナルドシルバの欠場というのはかなり痛い…。
それだけに代役に起用されるマフレズやガブリエウジェズスがどこまでフィットできるか。
チェルシーでいうと、勢いに乗るなかで迎えるシティ戦とあって若手たちがどこまでいいプレーができるか。
チェルシーのCBコンビ(ズマ、トモリ)はフィジカルやカバーリング能力は、素晴らしいですが
集中力を欠くシーンが目立つなという印象があります。
彼らペアがシティの織り成す多彩な攻撃にどこまで耐えられるか…。
序盤で触れたように、今シーズンの両チームは守備があまり安定していないのです。
さらに、攻撃には勢いのある選手を多く抱える両チームとあってスコアレスで終わるような試合にはならないでしょう。
点の取り合いになったとき、有利なのはチェルシーかもしれません。
チェルシーは今シーズン点をとられても追い付ける、勝てるというのを既に証明しています。
若い選手たちにとって、その経験は計り知れない自信になっているでしょう。
また、シティは第5節のノリッジ戦に3-2で敗れています。
さらに8節のウルブス戦では2-0で完封負けを喫しています。
カウンターから決められる回数が多く、
チェルシーの前線にはスピードのある選手が多いため、恐らくCBで起用されるフェルナンジーニョがどこまでついていけるのか…。
構図としては、ポゼッションのシティ、カウンターのチェルシーという構図で試合は推移していくのでしょう。
個人的な予想は、3-2でのシティ勝利。
チェルシーはきっと食いつきます。
しかし、経験や監督の戦術の幅、選手層を考えると…。
最後は地力の差が出るのではないでしょうか。
こればっかりは始まってみないとなんとも言えないんですけどね!(笑)
さあ皆さん、以上のことを踏まえた上で是非マンチェスターシティVSチェルシーを見てください!
当ブログでは、試合後のレビューも配信していきたいと思います。
試合を分けたポイントや、MVPなどなど…いっぱい語っていきたいと思いますので是非チェックしてください。
長々とお付き合い頂きまして、ありがとうございました!

