地域医療構想が2025年に、いったん終了となるが、

正直、全国的にも、既得権益や大人の事情で、

ちっとも進んでいない。

とはいえ、わかる!そりゃそうだ!

医療法人は、親の代、祖父の代など、

個人財産として受け継がれてきた病院である。

しかも、地域に密着し、ずっと、頑張ってきたわけだから

そう、易々と急性期を手放すわけにはいかない。

しかし、公的病院が超急性期と急性期を担い

民間病院が、慢性期、回復期を担う、という構想は

実は、もう随分前からあった。

それでも、進まなかったのは、やはり、急性期への拘りと

ご先祖様に申し訳ない、という思い。

 

みっちゃんのようなサラリーマンには無い自営業の苦労や

医療機関という財産の視点だけでなく、

本当に、地域住民への医療を考えて、

近所のすぐ受診できる急性期病院として頑張っている病院は

日本中にとてもたくさん存在する。

そして、言えることは、そのような中小病院こそが

日本の国民への医療を必死に守ってきたのだから・・・・。

 

そこへ、山形県米沢市の事例は、とても納得できる先進事例である。

経営母体を統合するのではなく、

経営母体はそのままで、二つの病院を渡り廊下で繋ぎ、

明確に、急性期医療と慢性期・回復期とを分ける。

三友堂病院と米沢市立病院の事例である。

 

三友堂病院 (sanyudo.or.jp)

官民の2病院、同じ敷地に併設新築 「米沢モデル」23年秋開院 | 河北新報オンライン (kahoku.news)

 

厚労省としても、2025年を目途に・・・と言ってはいたが

ぜんぜん、うまくいっていないため、2026年以降も継続する地域医療構想。

その事例として、是非、こういう形態が広がってくれたら

更に更に地域住民は、安心する!

 

米沢市の皆さんは、一安心かも。


ただ、更に待っている医療機関のさらなる懸念は・・・・

医療機関経営者は戦々恐々・・・


また、時間ある時に・・・・


みっちゃん