12月10日 金曜日
風は冷たいけど、お日様とともにお昼間、外を歩くととっても気持ちのよい日でしたね
今日も回診 でいろいろなことを発見しました
毎週金曜日は、院長と総看護師長とともに回診があるのです
思わず、カメラもっていけばよかった~ と思うような
患者さんとスタッフの幸せそうな日だまりでの光景・・・
これから実生活に戻っていく患者さん一人ひとりと向きあっているスタッフの
温かなケアの心がひしひしと伝わってくる光景にたくさん出会います
また、ある病棟での出来事なのですが・・・・
その病棟に最近から、子育て中のママさん看護師を配属しました。
その結果、まだ正確なデータではないけど
その病棟の師長に つい、嬉しくて話しちゃいました
なにが嬉しかったかというと
以前から、多くの病院で、子育てママ看護師さんを病棟配置にすると
残業が減り、みんなで、時間になったら帰ろう という行動変容が起きる
ということは言われていましたし、
実際の みっちゃんの研究結果でも 明確に出ているのですが
東京病院 に来て、半年・・・・。
新しくなった病院の組織づくりに必死で、
なかなかその成果が明確につかめない中、
今週、あるスタッフが、「病棟の雰囲気が変わってきた・・・ 」というのです
「みんなで、協力して時間になったら帰ろう 」
そう、つまり、その病棟では確実にオタガイサマ精神が醸成されているということなんです
少しずつ少しずつ、多様な働き方を導入してきた結果
みんな違ってみんないい 金子みすずではないけど
そういう心が定着してきたのだと思います。
だからママさん看護師がちゃんとお迎えの時間に帰れるように
同時に、みんなもできるだけさっさと帰ろう と触発されて
結果として、病棟全体の雰囲気として、
みんなが早く帰るという雰囲気になってきたということなんですね
これはただただ、表面的なノー残業デーや声かけだけでは醸成できない「文化」でもあります
時間数としては変わらなくても、そこではたらいている人たちが
どのような気持ちでいるのか、それだ大切なのですが
まさに、その病棟は、たしかに、大幅に、数値的に残業が減ったかというそういうことはありません。
それでも、スタッフたちの心の中で
帰りやすい雰囲気、言いやすい雰囲気と感じるようになったこと自体で
素晴らしい変化だと思います
数値だけでは表わせない 雰囲気・・・
行動変容理論でいうところの・・・・・といろいろ薀蓄(うんちく)を述べるよりも
やはり、実感できるくらいに 変わってきているというのは、
ほんとに、嬉しいですね
しかも、その病棟では、数ヶ月前の回診のときに気がついて改善した方がよりよいケアができるよね・・・・
ということを、しっかりと展開し始めていて
やはり、東京病院 のスタッフって、本当にいいモノをもっているスタッフなんだな~っと
最近は、回診のたびに嬉しくなります・・・
アイカワラズ、回診に時間がかかり、皆様には、ご迷惑おかけしていますが・・・
病院の中って ほんとに、嬉しい発見がたくさんあります
そのたびに、着実に成長している東京病院 の素晴らしさを実感でき
また、ひとつ、愛情のコップが満たされていきます・・・・
みっちゃん