10月6日 水曜日 日本中がノーベル化学賞受賞に沸いた日
同じ日本人として、ホントに嬉しいニュースでした
また、研究者としても ホントに嬉しいニュースでした
ちょうど、そのとき、ある病院の看護部長、副部長さんと
どうしたら、職員が、働きやすい病院になるのか、
組織の改革について話していました。
「膠着した組織をなんとか、変えたい
でも、看護師を単なる使用人、代わりは誰でもいる、
頭数さえそろえばよい、そう思っているトップ・・
もう何をいっても・・・・
ダメですね・・・・こんなんじゃ・・・・ 」
疲弊し、諦めかけつつも、何とかして欲しいという強い思いから
こんなみっちゃんに声がかかったわけですが
数時間に及ぶ話し合いの最後に
「諦めちゃダメですよ
思い続けること、そして夢を持ち続けることが大切
諦めたら、何も前に進まない・・・・・
三歩進んで二歩下がるでもいいじゃないですか
いっしょに、諦めずに前に進みましょう 」
涙あり、笑いありの数時間でしたが
南東北グループ理事長の
「うちだけでなく、日本中の病院をよくするためにがんばれ」と
いう強い後押しもあって、
最近は、だんだん、どんどん 難しい膠着した組織であればあるほど
俄然やる気が出てくるみっちゃん
科学界離れといわれて久しい日本においてクロスカップリングという成果による
ノーベル化学賞を受賞した根岸英一先生が
自分に基礎的な能力があるということを確信すること
そして、そう思えたら、大きな夢をもち、その夢を追い続けること
そう ホントにそうですよね
努力もしないうちから諦めちゃだめ
ちょうど 相談を受ける組織の大半は
電子的に反応してなかなか近づけない有機化合物同士のような
お互いに理解がないと思っているトップと看護部みたいなもの・・・
「看護部は、いつも『人、人が、欲しい』ばかり
『手当てつけろ、手当てつけろ』、と金ばかり欲しがって・・・・ 」
と、トップといつも感情論をぶつけ合っているところって、
まさにこの有機化合物同士
そのままでは、合成物質、つまり、1つになれません
だから、お互いを理解しあうきっかけ
そう、クロスカップリングが必要
ちょうど、亜鉛やホウ素に値するのが
ワークライフバランスの理解における「オタガイサマ精神 」
そして 、パラジウムの役割をするのが
おそらく、我々のような存在なんだろうな~と・・・・・
ノーベル化学賞受賞のパラジウムと重ねるには 程遠い活動ではありますが
草の根的に、少しずつ少しずつ、いろいろな病院で
有機化合物の合成を図る触媒、パラジウム的存在の1人になれるよう
みっちゃんもやる気と勇気をいただいた
嬉しい受賞のニュースでした
鈴木先生、根岸先生、本当に、おめでとうございます
みっちゃん
パラジウムの出動です