9月17日 金曜日 大分も爽やか・・・・
朝焼けの大分です
監査終了翌日から、大分に来ております
遊びじゃないですよ~
大分県のモデル事業のアドヴァイザーとしての
お・し・ご・と
魅力ある病院づくり、という目的のモデル事業で
主に、看護職対象、そして、働きがいの組織づくりというものなのですが
いろいろな病院の方とお話しすると
本当に嬉しくなりますね・・・・
こんなに院長先生や事務長さんや
診療科の先生がたに愛されている看護師さんたちは
きっと、きっと、その幸せが当たり前になり
感じていないのかもしれませんが・・・・
もちろん、 東京病院
でも、それはひしひしと感じます
病院組織の中で、もっとも多い看護職、その人たちが
眉間にしわ寄せてたら、
タダでさえ、具合悪い状況で、入院されたり、外来に来られたりするのに
もっと、具合悪くなりそう・・・・ ですよね
ホントに、あの多忙のなか、みんな真剣によくやっているな~と
みんなに の気持ち送りたいですね・・・
ん 迷惑 そ、そ、そうですよね・・・
ハハハ大変失礼いたしました
しかし、笑ってらんない事実・・・・
実は、大分での夜、夕食の折に
偶然にも隣の席に座った方が 東京からの方で、
その方とお話していると、
「つい、数ヶ月前、3月の連休の頃
千代田区の○○病院に盲腸で入院したのですが・・・・」と
患者経験のことを話されました。
その中で、
「看護師さんによって、あんなに、違うものかと いい勉強になりました。
だから、あ~今日は、あの看護師か・・・・ とか
あ~今日は、あの看護師さんだ とか
看護師の当たり外れって、結構患者にとって、重要な問題なんです
みんな、どこかしら具合悪いわけで、
絶好調の人なんて入院してませんから
そんなときに、同じ、入院費、払っているのに
こんなに、看護師さんによって、違うんだな~って、いい勉強になりました」
とても建設的なご意見を言ってくださる方で、
お話しながら、実は、いみじくも自分が昼間、アドバイザーとしての
意見を述べさせていただくときに
患者さんは、一律、同じサービス料を支払っているので
看護師に質に差があるのは、支払い側にしてみれば
許しがたいことですよね・・・・・ なぁんて、話したばかりの夜に
ま、ま、まさか、本当に、その現状を聞くことになるなんて・・・・
やはり、わが国の看護師の質格差は 患者さんがもっとも感じているんだな~と
申し訳ないし、恥ずかしいし、だから、俄然やる気が出るやら・・・
わが国の看護教育にも原因はあります。
看護師になるために
高校からの5年間教育もあれば、専門学校、大学、・・・・
その教育課程は、海外の人に説明するときに
本当に困るくらいにいろいろあります・・・
それで、よく、「何でそんなにいろいろあるのか」問われ
必ずと言っていいほど、
「そんなにいろいろな教育課程があったら質の保証はできているのか
質の格差はできないのか
どのようなメジャメントで測定するのか・・・・」
と、のたまふ・・・・
あ~きたきた、その質問・・・・
と思いながら、 質格差はあるよ、というと、さらに
「日本の患者は、何も文句言わないのか」 とくる・・・・
あ~きたきた・・・・
で、患者さんの多くは、それを感じながらもそれほど文句は言わない・・・
と、さっさとその話題を切り上げてしまう・・・
しかし、もうそろそろ、本当にそれでよいのか・・・
昨日の患者体験を話された方のような思いをさせ続けてよいものか・・・・
もちろん、わが国も保助看法の改正もあり
少しずつ教育課程に関する議論は根強く広がってきつつあります
それでも、かなり長い道のりになることは回避できない状況も事実・・・
とりあえずは、現場での看護師の質格差をなくすように
う~・・・ できることから はじめよう
ただ、1ついえることは、
常に、世の中の看護師が
「自分のような看護師にケアされたいか・・・・」と自問自答しながら
普段から、仕事していれば、多くのことは解決できそうな気がしますが・・・
そして、その患者が、もし、自分の家族だったら・・・
ん・・・たしかに、接遇の問題などは、明らかに幼少時からの
その家庭のしつけやどのような教育を受けてきたのかによって
まったく異なりますが・・・・・
う~質の格差・・・ 永遠の課題です
ちょっとまじめなみっちゃんでした・・・