7月8日 快晴
久しぶりの快晴で、今日の東京は、 焦げそうな日差しと暑さでした
それでも、やはり、雨よりは 晴れてるほうが 気持ちいいですね
今日は、朝からある病棟の申し送りを聞いていましたが、
看護師、介護福祉士、看護アシスタント、だけでなく、
リハ科のスタッフまで、ものすごくたくさんのスタッフが
狭い、狭い、スタッフステーションで、
一人ひとりの患者様のことを熱心に 注意して 真剣に聴いているのがよく伝わりました
それにしても ホントにリハビリ病棟は 患者様の生活に寄り添うという点で、
急性期病院とは、また異なる ケア展開の 面白さがあります
「昼間 雑誌を買いに行けなかったので、夜は、ず~っと不機嫌な○○さん」
そうなんです、患者さんが、スタッフに気を使わずに 自分の陰性感情までも素直に出せるその療養環境
ホントに、自慢のスタッフです
これまでの病院では、患者が スタッフに気を使っていました
ナースコールを押したくても 遠慮する・・・・
声かけたくても、忙しさを前面に出していると、目をあわさないようにする看護師に
なかなか声もかけられない・・・・
薬のこと看護師にきいても 「主治医にきいてください」とか「薬のことは専門の薬剤師が説明しますから」とか
逃げる看護師・・・・・・
人との関係性の中で、相手に陰性感情を出せるということは、
既にお互いの信頼関係性ができている、或いは、できつつあるということなので
スタッフとしては、ホントに大変ですが、とてもよいことなんです
また、別の申し送りでは
自分で動きたくて動きたくてたまらない患者さまが「ナースコール押してください」という紙を
いつの間にか、隠しちゃう、捨てちゃう という行動にも
目くじら立てることなく
申し送り中に 笑み さえこぼれる温かい状況に、
あ~こうして、ひとつひとつ、毎日のきめ細やかな 個人のニーズに合わせたケアを
試行錯誤し、考え、応えようと チームとして 展開していくことが
質の高いケアへの始まりなんだな~ と
実は、新しくみんなできめた看護理念と目標の説明に行ったのですが
何も、説明がいらないことがわかり、
細かな説明はせず、 とにかく、 今のこの素晴らしいケアを 将来につなげていき
当院のやっていることが、日本の、そして、世界の標準になるような
そんな病院になるための長期的ものです、とだけお伝えしておきました
もちろん、こんなに一人ひとりの患者を大切にしているスタッフの
業務の邪魔をしたくない、という気持ちもありましたし・・・
みんな、いろいろたいへんなことがあっても
専門職としてのプライドと品格をもって楽しく仕事をしている様子を見るにつけ
いや~ ほんとに、いいケアしてるな~ っと
「素敵で賞」をあげたくなります
あ、まじで、それ、考えておきます・・・・
わが子も今日は、東京都水道局から
という認定証をもらってきました
子供って、素直ですよね!
「ママ~ 」 と嬉しそうに見せてくれました。
ちなみに、全員もらうのですが・・・・ (ハハハ)
でも、認められるって、 行動変容への内的動機付けに直結しているので
まさに、小学校の教育って、それの連続です
みっちゃんは組織もそうだと思っています
組織も生き物、今日の東京病院と 明日の東京病院とは、もう違う・・・・
だから、「子育て」ならぬ、「個育て」
なぁ~んて、みっちゃんは、子育てしていません
気がついたら みっちゃんよりも でかく なっていました・・・・・
子供は、育てるものではなく、育つもの。
組織のみんなも、育てるというより、「育つ」・・・
そのお手伝いをしていけたらと思っているみっちゃん、そんな中、病棟での 嬉しい状況に
今日も幸せなみっちゃんでした・・・
みっちゃん