およそ4年前の平成30年3月にYahoo!ブログに開設し、Amebaブログに移転後も書き続けてきた当ブログだが、前回アブラハヤを採集し、細流(湧水)再現レイアウトを完成させたことで、予定していた水槽を全て作り終えたことになる。
そこで、一年前に宣言したとおり、現在飼育中の魚の飼育が寿命を迎え水槽が空き、新たな水槽を構想できるまでの間、更新頻度を落とそうと思う。
正直、ここでブログを終わらせることも考えたのだが、まだ作りたい水槽は沢山ある。例えば
・イワナとアマゴを中心とした源流水槽
・一部地域に移入しているという琵琶湖由来ウツセミカジカ水槽
・当ブログで扱えないかった、ウグイとニゴイを中心に遊泳魚を集めた沖合水槽
・イチモンジタナゴの青とヌマムツの赤が映える内湖再現水槽
・シロヒレタビラとビワヨシノボリの泳ぐ岩礁地帯水槽
・ナマズやギギのような肉食魚の単独飼育水槽
・琵琶湖由来の国内外来二枚貝で繁殖させるタナゴ水槽
・国内外来種の女王?アユ中心の混泳水槽 など
容易に実現できそうな水槽もあれば、六畳一間に置くのは厳しいような大型水槽が必要で当面難しそうな水槽もある。何度か挑戦したが、結局捕獲できていない自分にとってUMAのような魚が必要な水槽もある。
実現できるかは分からない。挑戦するかさえ分からない。将来のことは分からないが、今のところブログを閉める気はない。気の向いたターゲットを採集してのんびり更新しながら、全面再開できる日まで繋いでいこうと思う。
中締めに、ここまでの考察めいたものとして過去に採集した淡水魚を整理してみる。
複数回採集した魚は初回の飼育目的での採集をカウントする。比較相手は当ブログが開設以来参考にしてきた滋賀県の調査「平成6~7年度 琵琶湖および河川の魚類等の生息状況調査報告書」。対象魚が1匹でも採集された環境は生息環境として含める。放流由来のようなイレギュラーな記録であっても排除しない。
また、当ブログでの過去の採集魚を、水槽整備の計画(再編計画)ごとに「期」として区切ることにする。
第1期
第2期
第3期
第4期
第5期
第6期
琵琶湖から遠く離れた、東北や北陸の地方都市の田園地帯のような場所で、琵琶湖由来の魚を追い求めた続けた当ブログ。こうやって整理してみると、人間の感じる琵琶湖からの地理的・心理的距離はともかく、それぞれの魚を採集した環境は、概ねその魚の琵琶湖での生息環境と近いといえそうだ。
自分の力で移動してきたわけでない淡水魚にとって、放流地点の近くで、本来の生育環境に近いような場所に定住するのは当然といえば当然である。「本来は琵琶湖沿岸部に生息する固有ドジョウが流れの早い河川の中流で採れた」のような意外な経験は余りなかった。
本来止水性の魚であっても、流域沿いに数十キロ離れた湖沼に移動するよりは、代替的環境として近場の流れの緩やかな水路のような場所を選択するだろう。適した環境を見つけられなければ死滅して国内外来種にはならないだけの話である。
一方で、国内外来種拡散の原因が一般に言われるようなアユの放流なのか?という疑問も強く感じた。アユとは生態も形態も異なる魚が、放流のありそうな場所から遠く離れた環境で増殖しているのを見ると、他の水産有用種の放流も同様に原因となっているのではないか、漁協のような組織でなく私的な団体や個人による放流も行われているのではないか、と思ってしまうのだ。
自分は素人の、しかも文系で、生物学や水産学の詳しいことは分からない。DNAに基づく移入過程調査のような手法は使えないし、行政機関や研究機関に残された記録にアクセスするようなこともできない。自分の力で疑問の答えを探すことはできないが、誰か他の人が何らかのヒントを見つけることを願い、常に情報収集のアンテナは張っておこうと思う。
それが淡水魚研究者や愛好家の研究成果を参考に書き進めてきたこのブログの、いつもの姿なので。
次回の更新は未定だが、「東北地方にオイカワを探しに行った話」のような地味なテーマで唐突に再開すると思われる。ブログ終了の意思はないことを重ねて強調しつつ、文末になるが当ブログを読んでくれた方への感謝をもって、一旦区切りとしたい。






























































































