第4週回顧と第5週展望 | YELL Onlineβ

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テスト版です

第4週、日曜は中止になってしまいました(結果的にほとんど降らなかったし、併用日でなければ決行していたでしょうね)が、結局2戦で終わってしまいました。結果は、共に第3週から中3日で特に投手陣の疲労が心配された明治と慶應が連勝。


血の法明戦、土曜日は多くのお客さんが入りました。
初回の攻撃はBlood Orangeと光焔で始まり、両校応援席も気合い充分。
特に法政。試合前、廣瀬総長がいらして、エール交換しました。最初はいる人だけでHの人文字が作られていました(偶然? 昔は2色の陣笠でHの人文字を作っていたものですが)。そのうち上の空間も埋めて4列くらいぎっしり。いつも多くのお客さんが入る明治を上回る入りでした。

応援席撮影、これくらいの遠景は許してね。


オレンジのハンドタオル? を振り盛り上がっていました。
(法政の人もきっとタオル回しやりたかったのね)

あのスタンドを見たら、法政は初戦くらい勝つべきだったと思うのですけどね。

 

 

初戦明治は蒔田投手が先発。法明戦らしい試合で点の取り合いとなりましたが、最後は代打木本選手の逆転ツーランで明治が競り勝ちました。この日は風が強く吹いていて、どちらかというと明治の味方をしたようでした。
2回戦は村田投手が完封。また1点リードの時点で下ろしたらどうしようと思いましたが、さすがに完投させました。ようやく今季初勝利。これで勝ち点3で現時点で単独トップ。

法政は、頑張ったとも言えますが、結局力の差が出た気がします。
尾崎投手・篠木投手の両先発投手の立ち上がりが悪かったのが残念ですが、打って援護することが出来ませんでしたし、守備も明治のほうが上回っていた気がします。
この敗戦の検証、反省は行っているでしょうが、明治との差がどこにあるかについてはまだ検証できていないのではないかと感じました。


共に勝ち点0だった慶-東戦も2戦で終了してしまいました。

 

慶應は初戦、疲れが心配された外丸投手が6回まで無安打投球。打線も活発で解消。2回戦は谷村投手がホームランとタイムリーで3打点と投打で活躍し完封。投打がかみ合うというのはこういうことでしょう。これでようやく勝ち点1。

東大は初戦は3点奪ったものの、大敗を喫してしまいました。2回戦は松岡投手が好投。しかし点が奪えず連敗。足を使った攻撃もことごとく成功しませんでした。

第5週も天気が心配です。雨で中止があって、早-法戦が火曜、水曜まであった場合、第6週に明治と決戦を行う早稲田にはちょっと不利になるかも……。


紙面風に、第5週の見どころ

早-法戦。明治戦が2戦で終わったため、法政投手陣の疲労はそれほどではないだろうが、心のダメージがどうか。早稲田は今季好調だが、5月も引き続き好調を維持できるか、法政の投手陣も打ち崩せるかが大きな鍵。初戦は加藤、2回戦は継投になりそう。勝ち点を取って第6週、明治と決戦したいところ。法政もまだ優勝の可能性はあるだけに、立て直してきたい。


立-東戦。立教は空き週の間に池田が復活できているか。復調していれば連勝で勝ち点の可能性もありそうだが、決して侮れないのが今季の東大。油断なく戦って勝ち点を挙げたい。東大は松岡が今季調子いいだけに、初戦に持ってくる可能性もあるが、月曜に投げていることを考えればやはり鈴木健が先か。やや守備に不安のある立教相手だけに、このカードこそ足を使ってかき回し、点を取って勝利、勝ち点を挙げたい。


今週の注目くん

武川 廉内野手(法大3年)

昨春のフレッシュトーナメントでホームランを打つなど活躍し優勝に貢献。今季、1番サードで開幕スタメンでリーグ戦デビュー。開幕の慶應1回戦の第2打席で初ヒットを放つと第1週5安打と活躍。立教戦では3回戦の7回、このカードで両チーム含めて初のタイムリーヒットを放ち、それが決勝点なり勝ち点に貢献。現在31打数12安打で打率.387で現在打率6位。先頭打者として、出塁してチャンスメイクできるか。