(いまさらですが)フレッシュトーナメントについて  | YELL Onlineβ

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テスト版です

今年も早慶戦翌日からブロック戦と順位決定トーナメントで行われたフレッシュトーナメント。

ブロック戦は勝率で並んだ場合、秋のリーグ戦の順位が上のチームが上位となるため、2日目くらいで決勝進出や5、6位決定戦が決まったチームもあり、「優勝争い」という観点からは今ひとつ盛り上がりませんでした。
早めに日程(どの大学が最終日第何試合に出場、など)がわかるほうがスケジュールを組みやすいのかもしれませんが、やはり優勝を争う大会なら、最後までハラハラさせる展開になって欲しい。
なので、リーグ戦の順位は反映せず、塁打数の差や得失点差などで争ったほうが、大会としては面白いと思います。

ちなみに、人気調査結果発表号で寝不足気味だったこともあり、フレッシュトーナメント初日は欠席しました。免疫力のためにも体調第一で。
フレッシュリーグは既にちゃんと観ない試合も多かったですが、最後のほうだけ観たりしていたものですが、完全放棄は初めて。これもフェードアウトに向けてかなり前進です。

今季2号の座談会で紛らわしい名前が多いというようなことを書きましたが、フレッシュリーグでも“名前”が気になりました。

立教で渡邉太陽(ワタナベタイヨウ)、渡部太陽(ワタナベタイヨウ)、渡部大成(ワタナベタイセイ)、渡辺大翔(ワタナベヒロト)が出場、渡邉太、渡部太、渡部大、渡辺大と、表記は全く被らず。でもワタナベタイヨウくんが二人、ってすごいですよね。「あれ、さっき出なかったっけ」と思っちゃいました。

そしてこれは前から思っていて、改めてこの大会でも、改めて感じたのですが、

「あれ、この名字、この大学に前にもいたな」「この大学にこの名字多いな」

ということです。

もちろん、これだけ長く観ていると、さほどポピュラーな姓でなくても、同じ名字の人が出てくるのは当たり前ですが、他の大学じゃなく、またこの大学? と思うような。

例えば、法政の伊藤。常に欠かさずいる、という感じがします。
立教で言うと角田(つのだ)とか出口とか。
東大の松岡とか。
慶應の栗林とか。                      
早稲田の松木とか佐竹とか。
前にもいたなあ、と思う選手が多い(ように感じました)。


さて、全大学登場の最終日、決勝以外は2時間過ぎたら新しいイニングに入らないという規定がありました。


5、6決定戦の法-東戦は接戦となり、6回で時間切れ打ち切り、5対3で法政が勝ちました。途中、法政の村上(喬)捕手がプレー中のアクシデントで負傷退場し、心配されました。大事に至らなかったようでなによりでしたが、その中断がなければもう1イニング出来たかも。そうしたらどうなっていたかわかりません。


3、4位決定戦の早-立戦は7回まで行い、9対2で立教が勝利。
ブロック戦の規定では7回もしくは6回半で7点差の場合コールドとの記載がありましたが、5、6位決定戦と3、4位決定戦ではコールドについては書いてありませんでした。
7回裏立教が無死1塁からタイムリー二塁打と、ピッチャーのバント処理ミスで2点が入り7点差になりました。この時点で時間は2時間2分。立教の選手はブルペンから引き上げますが、なおも無死1塁。試合は続く雰囲気ではありましたが、いずれにしても次の回はない。審判も早稲田側ベンチを観て、終わりましょうかという感じで試合終了となりました。連盟HPにはコールドの表記はありませんが、7回裏を完了せずに終わっているのはそういうことです。

そして決勝は明治と慶應の戦い。
近年はどの大学も上級生部員が内野スタンドで固まって観るようになりましたが、一時期、大学によっては「ちらほら」しか来ないところもありました。そんな時期でも明治と慶應だけは上級生が大勢観戦していました。
試合は投手戦。
延長?? そしてタイブレーク??
と思われた9回表、明治が1点奪い、7回途中から投げていた明治二番手石原が裏を抑え、3年ぶり40回目の優勝を決めました。
リーグ戦で長谷川投手に満塁ホームランを打たれた石原投手が慶應にリベンジした形になりました。

いつもは新人監督を胴上げするのですが、今年は当然ナシ。寂しくはありましたが、とにかくリーグ戦とフレッシュトーナメントまで無事終わることが出来て本当に良かった。

関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。


96年の新人戦の記事。この時は引き分けの際は塁打数で決めるというルールでした。

 

 



優勝した明治。