YELLのしまいかた その1 | YELL Onlineβ

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テスト版です

今さらですが、本年もよろしくお願いいたします。

年賀状をお送りした方には宣言したのですが、今年いっぱいでYELLに区切りをつけたいと思っております。

 

YELLは1992年秋に創刊しました。昨秋で、気づけば25年目に入っていました。

昨年は春秋共に、シーズン中に不覚にも(何が何でもこの言葉を使う)風邪を引いてしまい、秋にはその他にも体の不具合が複数出て、免疫力が低下していることを認めざるを得ませんでした。

また、経済的な問題も非常に大きくのしかかっております。
人生を考える時に来た、と申しますか。

 

いつかは終わりが来る。
昨年は「こち亀」も終わり、黒田さんや番長も引退。退き際について特に考えさせられる一年でした。

 

昨秋明治が日本一になり、これで終わりにしてもいいかも、とも思ったのでしたが。
「24年半までやったのだから丸25年やりたい。とりあえず2017年の春までは作ろう。でも、春で終わるのも何だし、秋までは作ろう」
ということで「今年の秋で区切り」と宣言した次第です。

 

ですが年賀状では「なんらかの区切り」と、ボカして書いています。そう。やめるとは書いていない。
本当はスパッとやめるのが、美しいと思うのですが。

 

「やめる」というと、「寂しい」と言って下さる方も何人かは居てくれるだろう、と思います。

が、やめてしまうことに一番寂しさを感じるのは、他ならぬ私です。
なんと言っても25年です。
春秋になると当たり前のように神宮に行って、書いて作って配って……という生活を四半世紀続けて来たのですから。

 

なので、「やめる」とは言い切れずにいるのです。
縮小発行など、無理のない方法はないかとも考えているところです。

 

冬のオフのうちに、この25年を振り返りながら、皆様の反応やご意見を伺いつつ、今後の方向性を模索していきたいと思っております。