「あなたは嘘つきだから」

 

妻に責められるようなことがあると、以前、必ずそう言われていました。

 

これは私が嘘をついて、頻繁に女装していたことに基づきます。

 

妻としては、私が女装するという行為も嫌なのでしょうが、それ以上に妻に嘘をつき続けていたという方が許せないのでしょう。

 

その辺の女性心理は意外でした。

 

確かに夫婦の信頼関係において、嘘はよくありません。

 

少なくとも信頼関係を損ねるものになるでしょう。

 

私はもともと嘘をつくのが上手い方ではありません。

 

それに、クソまじめな性格なので、そうそうのことでは嘘はついてこなかったと思います。

 

それが、「嘘つき」呼ばわりされるようになってしまった・・・・・

 

でも、嘘をつかないとサロンには行けないわけで、女装と嘘は切り離せないわけです。

 

このことは私を結構苦しめました。

 

女装も続けていきたいけど、夫婦関係も良好でありたい。

 

けれど、女装がバレてしまっている場合、二兎を追うことはとても難しいことです。

 

そんな中で、私が失業してしまい、女装どころではなくなってしまいました。

 

最初は、ストレスから何とか女装を続けられないかともがいたのですが、妻の監視は一層強まりました。

 

出かけた場合は、内容を詳細に聞かれるため、つじつまが合わなくなるような嘘はつけなくなったのです。

 

自然と女装することは諦めるようになりました。

 

抑えつけられ続けていると、女装したいという意欲も失せてきます。

 

最近は、「嘘つき」呼ばわりされることはなくなりました。

 

私の行動に嘘がなくなったからです。

 

妻からどんなに細かく行動を追及されても、具体的でつじつまの合うことを言えるようになったからです。

 

こういう場合、どちらを取るかなんですよね。

 

女装をしたければ、バレることを覚悟でサロンに行くしかないと思います。

 

でも、私は・・・・夫婦関係を優先させました。

 

再就職し仕事は順調ですが、家庭での居心地が悪いとやっぱりつらいものがあります。

 

私の病気だって、家庭が円満でなければ快方に向かわないでしょう。

 

これはなかなか難しい問題だと思います。

 

二者択一を迫られて、離婚を選んだ方も多いと聞いています。

 

女装を続けていく上で最も重要なことは、家族にバレないことですね。

 

そのためには、嘘はバレない程度の頻度に留めるのが一番いいのでしょう。

 

そして、秘密は墓場まで持っていくことですね。

 

やっぱりそれが、自分も家族も幸せにするのだと思います。

 

 

 

 

↓みなさん幸せを謳歌しています。

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