私は、かなり小さい頃から女装に興味を持っていました。

 

そこに至る様々な要因はあるにせよ、これを好きになってしまった真因ってわからないのです。

 

女性は大好きだけど、女性を見ると抱きたいとか押し倒したいとか考える前に、同じ格好がしたいで思ってしまうんですよね。

 

自分はどうもおかしいとずっと思っていました。

 

未成年の時に女装サロンに行き、就職して一人暮らしになってから、女装が加速。

 

女装への後ろめたさはあったけど、仕事のストレスを女装で解消していました。

 

でも、女性は好きですから、その後結婚。

 

結婚はしたけれど、やっぱり性のイメージとしては女装が最初に来るんですよね。

 

だから、妻にとっては愛情が薄いように見える。

 

そんなことで妻からは随分と責められ続けました。

 

結婚前から女装サロンのホームページを見ているところを妻に見つかったり、冗談のつもりで妻の会社のOL制服を着てみたりしていました。

 

だから、勘のいい妻は夫が女装好きではないかということに気がついていたのです。

 

やがて、それを追及されるようになり、渋々白状するしかなくなりました。

 

女装が好きって、そもそも女性には理解できないんですよ。

 

何で女性の私がいるのに、自分で女性になろうとするのか。

 

女装の自分が性的な対象になるなら、妻としての自分は不要ではないか。

 

また、女装するということは、本当は男好きなのではないかと。

 

これは相当に責められました。

 

私自身、何で女装が好きになったのかがわからないので、うまく説明できないんですよ。

 

女装サロンに行くときって、嘘をついて行くんですけど、妻の監視が厳しくなると、私の嘘が見破られるようになりました。

 

頻繁にサロンに行っていた時期がありましたから、嘘に嘘を重ねて自分でもわからなくなってしまうんです。

 

その矛盾点を突かれるんですよね。

 

他の夫婦であれば、離婚を突き付けられてもおかしくない状況でした。

 

だいぶ険悪なムードになった時もありましたが、今は持ちなおしています。

 

私自身、女装ができなくなったから、嘘を言わなくなったこともありますね。

 

でも、好きなことができないって寂しいことです。

 

ただ、欲望が抑えつけられ続けると、私自身、女装に対する興味を薄らいでいきました。

 

高いリスクを背負ってまで女装を決行するエネルギーもなくなり、もうあきらめてしまうんです。

 

この前は、久しぶりにサロンを訪れましたが、なんか失っていたものを思い出した気がしました。

 

本当はやっぱり好きなんでしょうね、女装が。

 

自分の女装に対する興味って一時的なもので、結婚すれば収まると思っていたんです。

 

でも、全然収まらなかったですね。

 

こんな年になるまで、女装していると思わなかったなあ・・・・・

 

初めて女装サロン(神田エリザベス)を訪れてから、来年で30年になります。

 

でも、これはあまりおめでたくない節目ですね(笑)

 

 

 

 

 

 

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