「貴男も美女に変身」
これって、昔、新聞や雑誌に載っていたエリザベスの広告のキャッチフレーズです。
昔はそういう媒体で、女装サロンを知るしか方法がなかったんです。
広告には美女に変身した方の写真も載っていて、見ているだけで行きたくて仕方がなくなりました。
その昔、女装サロンも存在していなかった頃は、女装したい人はどうしていたのでしょう。
女性の普段着やメイク用品なら、家族に女性がいれば拝借することはできたかもしれません。
でも、ウィッグやドレス、振袖、制服など、特別な服は着ることができなかったでしょうね。
私もエリザベスに行き始めたものの、ウェディングドレスや振袖を着ることができたのは、ずっと後のことです。
レンタル衣装のメニューにはあるんですけど、着たいと言い出す勇気がなかったのです。
だから、いつもレンタル衣装のハンガーにかかっているものばかり着ていました。
今、いろいろなサロンがありますが、女性が身につけるもので着ることができないものはないんじゃないでしょうか。
強いて言えば、制服類の本物は着ることができなかったりします。
ただ、ブルセラショップやネットオークションなどで、手に入れることはできますね。
さすがにすべての学校や企業のものは出ていませんが、有名女子校やCA、バスガイドの服も出ています。
値段はかなり高いですけどね。
下着や、あらゆるメイク用品、ウィッグ、大きいサイズの婦人靴だって、ネットで手に入るようになりましたよね。
だから、今、憧れの女性に変身しようと思ったら、何でもできるんですよ。
これはとても幸せなことです。
さもないと、女性服や下着欲しさに、窃盗を働きたくなる心理も出てきますからね。
サロンのメイクもずいぶん進化しましたよね。
昔は年齢なりの女装にしかならなかったんですけど、今は、ある程度の年になって始めても、若い女性に変身できます。
今、サロンのホームページを見ると、ビフォーアフターの例が載っていたりします。
男性の原型をとどめないほど変身している、驚くべき美女の写真がたくさん出ていますよね。
より女性らしく、綺麗に見える撮影方法も確立されてきているのでしょう。
あの写真を見たら、自分もあんな美女になってみたいとわくわくしますよね。
「貴男も美女に変身できる」のが実証されているわけです。
あのような写真を見ると、女装歴が長い私でもまた女装してみたくなります。
ずっと憧れていた服を着て美女になってみたい、青春時代に帰って可愛い女性になってみたいっていう願望が叶えられる時代になりました。
今はちょうど浴衣の季節。
街で見かけるような浴衣美女に変身して、自分ではないもう一人の自分に出会いませんか?
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