家族がいる方で、家で女装している方は苦労が絶えませんよね。

家族がいない隙に、急いで女装してみたり。

女装した後は、女装の痕跡を消しても、ばれるのではないかとドキドキしたり。

私も子供の頃はそんな感じでした。

子供の頃、最初に憧れたのが口紅でした。

母の化粧品の中で、とりあえずつけ方がわかるのが口紅だったんですね。

母が出かけた隙に、いろんな色の口紅を取り出して、塗ってみたりしていました。

当時は女装というよりも変身するのが好きで、口紅をつけることで違う自分になることに陶酔していたんです。

でも、化粧の落とし方って知らなかったんですよ。

口紅を塗った後は、ティッシュでひたすらごしごしと拭っていました。

口紅ってねっとりしていますから、当然きれいに落ちませんよね。

ある日、母が予定より早く帰ってきたことがあるんです。

慌ててトイレに駆け込んで、トイレットべーパーで拭いました。

でも、きれいに落ちていなかったんでしょうね。

母に唇が赤いことを指摘されました。

何でもないよと言って、そのままになってしまったのですが、母は気づいていたのかもしれません。

それよりも、化粧品の置く位置が変わっていたりするわけですから、もっと前に気づいていたのかもしれませんね。

口紅は私の女装の原点ですが、当時もばれるばれないで、ドキドキしていたのです。

なんか今の環境と変わりませんね・・・。








↓あの頃から何十年経つのだろう・・・


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