「あなたって、家では会話しないし、つまらなそうな顔をしてるよね。」


「そんなことないよ。」


「でも、女装サロンとか行くと、担当の女性となかよく笑顔で話しているんでしょ。」


「まあ、そういうところだから・・・・・。」


「それで、その女性の前でパンツまで脱いで着替えたり、着替えを手伝ったりしてもらってるんだ。」


「それは、そうだね。」


「それも、マンションの1室とかで。」


「うん、まあ・・・。」


「それって、浮気のにおいがするのよね。」


「え?そんなことはないよ。」


「でも、外で女性と楽しく過ごしているんでしょ。家ではブスッとしているのに。」


「女装という目的だから、浮気する気は微塵もないよ。」


「でも、女性と外で楽しんでいるというのが、私には引っかかるのよね。」


「それはそういうシステムだから。決して風俗じゃないんだから・・・・。」


「それでも、納得いかないのよ。」


「・・・・・・・・じゃあ、女装やめるよ。」


「そういうことを言っているんじゃないのよ。」



こんな会話が時々あるのですが、普段は仲良く過ごしています。


こういう話をされてしまうと、つらいですね。


完全に女装が黙認されるまでには、ほど遠いと思います。


妻という立場から見ると、女装する夫って、こういう風にも見えるんですね。


夫婦って山あり谷ありだな、とつくづく思います。



今日から、妻を癒しに出かけてきます。


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