今から20年前、東京で女装サロンといえば、エリザベスくらいしかなかったのです。


それだけにエリザベスは賑わっていましたね。


そのうち、インターネットが発達すると、予約制のサロンが出始めました。


誰にも会わずに、思う存分変身できるというところが斬新でした。


撮影器具もデジタル化し、撮影がメインになりました。


エリザベスに比べれば、その分料金もお高めになっています。


その後、さまざまなサロンが誕生してきました。


サロンもそれぞれに個性があって、こんなことをしたいときはこのサロン、という感じで使い分けができるんですね。


つまり、競合しているようで競合していないのです。


女装子さんの中には、このサロンと決めて通っている方も多いようです。


私のように、あちこちに行く人の方が少ないのかもしれません。


サロンによって、衣装もメイクもヘアアレンジもそれぞれ違います。


落ち着いたイメージの女性にしていくれるところもあれば、派手なイメージに仕上げてくれるところもある。


私はそんなサロンの個性を楽しんでいます。


サロンは、家で女装できない私の強い味方です。






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