大学浪人生の頃です。


深夜、家族が寝静まると、自室のカギをかけます。


そして隠し場所にしまってあるものを、取り出します。


そうです、セーラー服です。


そして、セーラー服にお着替え。


赤いスカーフを通して、完成。


おっと、ブルマも履かなくては。


そして、机に向かい受験勉強を始めます。


ああ、女子高生はこうしてお勉強しているのかなあ。


名門女子大でも目指すかな・・・なんて考えながら。


すると、ドアの外から母が私を呼ぶ声がします。


無視していると、ドアノブをがちゃがちゃと回し始めました。


これはまずい。


ドアノブの鍵も外からコインなどでこじあければ、開いてしまうのです。


セーラー服を脱いでいる時間もありません。


私はドアのそばに行き、か細い声で「今はダメ!」と叫びます。


母は聞き入れず、あいかわらず、ドアを開けようとします。


「おねがい、開けないで!今はダメ!」と私はさらにか細い声で叫びます。


ああ、もう駄目だ、開けられてしまう・・・・・。


女装がばれてしまう・・・・。




というところで、目が覚めました。


うなされていたので、汗でびっしょりです。


ああ、夢か・・・・・。


でも、夢でよかった・・・・・。


実家では隠れて女装をしていたのですが、こんな夢を何度となく見ました。


女装が堂々とできれば、こんな夢は見なくてすむのになあ・・・・。





↓それでも着るぞ、セーラー服

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