3/22 バラエティ豊かなローカル列車が走る街・三重県いなべ市 | スカイツリーの日記

スカイツリーの日記

そこそこ普通のサラリーマンの日々を綴ったブログです。
名前は未来をこめ「スカイツリー」にしました。

おはようございます。昨日(3/21)の休日は皆様いかがお過ごしだったでしょうか?

 

雨が降り、一部地域、特に、関東甲信では積雪もあった様子。季節外れの雪で大変だったかと思います。お見舞い申し上げます。

 

前回アップしたブログの通り、自分は、完全自宅での終日休養日。雨でしたし、それはそれで疲れた体の復調には多分役に立ったかと思います。

 

今回の更新記事もマニア色の高い記事ですが、お時間の余裕がありましたら、引き続きお相手くださったら幸いです。

 

ここ数回連続している記事なのですが、去る3/4(日曜日)三重県北部方面へドライブに出かけた際の、オマケ記事です。

 

帰りがけのついでに、この中でも三重北勢エリアの山間部「三重県いなべ市」の周辺を訪ね、(四日市・桑名)といった市街地から、このいなべ市に向け延びているローカル鉄道・三岐鉄道の2つの路線を、ちょっとだけ観察してきました。

 

 

1つ目は、国内では数少ない、線路の狭い特殊軌条線(ナローゲージ)として知られる「北勢線」、鉄道マニアにはよく知られた路線です。(いずれの画像も、ここ2~3年ほどで乗車したこともあったため、その時の撮影画像も交えてアップしています)

 

 

ここの車両は本当に小さく、おもちゃのような感じ、しかも、山間部に入ると、かなりムードのある森の中の風景を眺めながら、かつ吊りかけモーターをうならせながら、木の電柱の間を走る姿に、ノスタルジーを感じます。

 

そして、終着駅の「阿下喜駅」では、「日本最西端のナローゲージ駅」という表示板がなんだか誇らしい感じです。

 

 

かつては近鉄のローカル線で、経営難により捨てられたことで、一時は存続の危機にも見舞われていたようですが、近年、三岐鉄道に加わって以降は、頑張っている様子の北勢線でもあります。

 

さて、三岐鉄道では、もう1つ、先に記した北勢線と比較的近いところを「並走する」、「三岐線」というのがあって、こちらも沿線民に親しまれているローカル線かと思います。

 

 

そしてこの路線は、さらに別の一面を持っていまして、沿線の山間部奥地に「太平洋セメント」の工場があり、そこのセメント鉄道輸送が、港の貨物駅に向け、今も比較的活発に行われており、味のある貨物列車の運転もなされています。

 

 

今や地方のローカル線ではなかなか見られない、重厚かつ、古い電気機関車が沿線で多く見られ、このいかつい姿もまたファンとしてはそそるものがあります。

 

 

それほど、この鉄道を詳しく知らないのと、訪れた回数も少ないので、この三岐線を走るセメント貨物列車を、見たことがないのですが、1度は走っている姿を見てみたいなあ・・・と個人的には思っています。

 

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以下は、三岐線貨物列車の対向側(海側)の始発駅である、四日市市内の富田貨物駅(JR東海の関西本線・富田駅に隣接)で待機する、セメント貨物列車。

 

 

話が脱線しますが、その2年前には、さらに海に面した港の貨物駅からJR線を通してやってきた、JR貨物のオレンジ色のディーゼル機関車に牽かれるセメント列車が、三岐線側の古い電気機関車に繋ぎ変えられ、山間のセメント工場を持つ、東藤原駅に向け走る準備に入る様子を、奥さんに付き合ってもらって撮り鉄したことも。

 

 

 

すみません。趣味の世界に入っている画像で、興味のない方が大半でしょうから、このあたりは適当にパス願います。

 

 

 

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そんな工場エリアを持つ三岐線、ちょっとした異次元空間を持っており、思いのほか沿線風景が楽しい路線です。

 

 

ところで、2016年5月には、この三岐鉄道には「一日乗車券」で、全線乗り鉄に行ったことがあり、

 

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このセメント工場の最寄り駅、いなべ市内の「東藤原駅」からも乗車したことがあるのですが、当時は、以下のような木造の古いオンボロ駅でした。

 

 

それが、今回(2018年3月)には、僅か2年弱の間に、見違える駅に建て替えられ、何だか西洋の御殿のように生まれ変わりました。

 

 

周辺は、セメント工場、そして、山と、田舎の集落しかない寂しいところですが、雰囲気が変わればまたこの電車にも乗ってみたいなあ・・・と気持ちを新たにしたのではありました。

 

 

最後に、この三重県北勢エリアを走る、三岐鉄道沿線の自治体、いなべ市、員弁郡東員町のマンホールたちをアップして、今回の記事を締めたいと思います。(以下は、今回ドライブ(3/4)の道中ですべて撮影してきたものです。)

 

●三重県いなべ市

いなべ市については「平成の大合併」で、当時の員弁郡(いなべぐん)の4町が、1つの市になった経緯で、それぞれの「町」 時代のデザインマンホールが、今も各町に埋設されています。(説明は三重県下水道公社HPから引用)

 

1.旧員弁町エリア・・・若干見づらくてスミマセン。いなべ公園の五重の塔と旧員弁町の花「さくら」をデザイン。

 

  

 

2.旧大安町エリア・・・旧大安町の花「しゃくなげの花」をデザイン

 

 

 

3.旧北勢町エリア・・・旧北勢町の町の花「アジサイとさくら」をデザイン

 

 

 

4.旧藤原町エリア・・・藤原岳と旧藤原町の町の花「藤の花」をデザイン

 

 

 

●三重県員弁郡東員町(いなべぐん・とういんちょう)・・・町の花 シャクヤク、町の木 ウメ、町の鳥 ヒバリをデザイン

 

先に示した「いなべ市」に隣接し、今も「員弁郡」を名乗っているのですが、唯一いなべ市の合併には加わらなかった町。

 

三重県の土地勘があまりなく、理由は分かりませんが、言えることはこの町の役場が、思いのほか「立派」な建物で、お金持ちそうに見えたこと、それと、もともと、昔のいきさつから「イオングループ」の牙城のような地域でもあるのですが、その中でも屈指の規模で、大変きらびやかな「イオンモール東員」があり目を惹きます。

 

あと知りませんが、製造業・物流なども盛んなのでしょうか? 四日市・桑名といった市にも近く、そちらとの交流が多いのでしょうか? そんなわけで、合併するメリットもなかったのかな??と勝手に想像してみたりしています。

 

 

最後は、ただマンホールを並べただけの記事になってしまいましたが、このマンホール(カード)がキーワードとなり、知らなかった街を訪ねることで、ドライブの楽しみを一つ増やしているのではないかと思っています。