東京のマイノリティ。 -3ページ目

東京のマイノリティ。

東京の大阪人によるブログ。

転勤や新規得意先開拓で東京にビジネス拠点を移した

関西人のあなた、努力するのはいいことです。

しかし、ベクトルが間違っていれば

せっかくの努力も不毛になります。

今から10年前、東京に来た当初の私は、

かなり空回りしていたように思います。

私に他人の顔色を伺うような繊細さが無く、

誰も私に注意してくれなかったからです。


それでは私自身も知っておきたかった

『 知っておいて損はないコト』をご紹介いたします。


その1.『関西人は、お金にがめつい!?』




関西では、最初にお金のことをきっちりとしておきたいという

考えが根付いています。

ビジネスの最後でお金のことで、もめたくないからですね。


しかし、東京は案件のメリット・デメリットをまず開示し、

お互いに充分に納得した上で、最後にお金の話しをしようと

いうスタイルが主流のようです。


また、最近は薄れつつありますが、

『関西人=なにわの商人=がめつい=

気をつけないとケツの毛まで抜かれてしまう!

(関西的表現を連発してしまいましたが)』と

いう認識を持っている方が年配の方の中に、

いまだに多くいらっしゃいます。


もし、あなたが話し上手で、

抜群のプレゼン能力を持っていれば、

なおのこと、あなたは自分のテンションを

少し抑える努力をするべきです。


そして、間違っても自分の話しに酔ってはいけません。

冷静に商談相手の表情を眺めてみてください。

相手はあなたと同じ位この商談に乗り気になっていますか?

よく見ると目は笑っていないのではないですか?

もし相手の目の奥に、あなたを警戒する気持ちや軽い怯えを

見つけたのなら、相手はあなたのことを心の中で

こう思っている可能性があります。


「なんかちょっと怖いな…、話しがうますぎるし、

お金の話になってから、さらに勢いがついたようで、

完全に話しの主導権にぎってるし、

やっぱり昔うちの親父が言ってたように

関西人てずる賢くてがめついのかな?」


よどみなく流暢にセールストークが次から次へと飛び出して、

『このチャンス(実際はピンチだった)をものにしたな!』と

心の中でガッツポーズをした、

かつての自分にこのアドバイスを贈りたい


「商談時、関西人は不器用で 朴訥なくらいがちょうどいいぞ!」