花見を計画している方に東京の桜名所をご紹介します。
１５年間ご覧頂いたブログですが、取材者が後期高齢者になり、継続が難しい状況が続いていますので、ブログを閉じさせて頂きます。
長い間、有難う御座いました。

　①②千鳥ヶ淵と田安門付近。日本を代表する桜の名所。旧江戸城の濠とのマッチングは見事。対照的に江戸城内の桜は見応え無し。

　③④上野公園と不忍池。駅から近いので桜通りは花見客で大混雑。不忍池方面へは距離があるので、足を延ばす人は少ない。

　⑤目黒川。満開の桜と花筏のコラボは見応え十分。中目黒付近は大混雑するので、目黒区民センター周辺がお薦め。

　⑥⑦新宿御苑。大名庭園から皇室庭園になり、昭和24年に国民公園になった御苑の桜は種類が多いのが特徴。敷地が広いのでゆっくり楽しめる。

　⑧⑨隅田公園。隅田川の両岸に咲き乱れるソメイヨシノは徳川吉宗が護岸強化の為に植栽したのが始まりとか。

　⑩飛鳥山公園。ＪＲ王子駅横の飛鳥山の桜も吉宗が上野寛永寺花見客の大混雑を見兼ねて、享保の改革の一環として造成した桜の名所。

　⑪小石川後楽園。水戸藩上屋敷の庭園。作庭はご存じ水戸のご老公。

　⑫六義園。メインの枝垂れ桜。忠臣蔵でお馴染みの柳沢吉保の別荘庭園。

　⑬馬事公苑。１９４０年の東京オリンピックに向けて馬術選手育成用に開設。観客席に植栽された数十本の八重桜も見応え十分。

　⑭⑮池上本門寺。展望台から見る五重塔は関東で最古・最大。造営は二代将軍徳川秀忠の大乳母岡部局。本門寺下の養源寺の桜・桃・菜の花の景観は見事だが、桃が枯れてしまって、現在はお薦め出来ない。

　⑯駒込吉祥寺。八百屋お七に登場する寺。風情があって見事な景観。二宮尊徳の墓所も。

　⑰昭和記念公園。都内の桜が満開になったので、桜と菜の花のコラボ写真を撮りに出掛けたが、咲いていたのは寒桜。都内より満開は10日程遅いようだ。

　⑱靖国神社。ソメイヨシノ開花宣言が発表される標本木。この標本木を見てから千鳥ヶ淵に向かうのがお薦めコース。

　　　　　　　　　　　　　以上　東京キー局でした。