修伯

住所：京都市東山区金園町392
電話：075-551-2711
営業時間：12:00-14:00/17:00-20:00
定休日：月曜日

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店主の吉田修久氏はフレンチ、料亭まる多で日本料理を修行後、

2001年に修伯をOPEN

お料理は、夜仕様でお願いしてあって12,000円。

中はカウンター8席と奥にテーブル席。

カウンターに座ると、目の前に大きなお肉の塊やが準備されていて、

カウンターの後ろの台には、ずらーっとこの会のためにソムリエシリーズが待機。

あら、今日はお昼からワイン飲むのと

会の趣旨を聞いていなかったので、テンションあがり気味

なんとも飲兵衛な集団。

とりあえず、ビールで乾杯

蟹とカラスミ

目の前で蟹をさばいて、さっと香ばしい香りをさせながら焼き、熱々の蟹の身を丁寧にほぐしたものに蟹味噌を和えて、そこにたっぷりのカラスミ。

一品目から、ニンマリ

カラスミを食べるのに、慌てて、冷酒を追加。

おちょこは好きなのを選んで。

ふっくらした鮑に、スパイス風味な肝ソース。

純和食だと思って（←何の下調べもしていなかったので）いたので、

いい意味でびっくり。

このタイミングでワインも注文した意味が食べたときに分かりました。

なるほど

Meursault 2003 / Jean-Francois Coche-Dury
ムルソー / ジャンフランソワコシュ＝デュリ

生産地：フランス＞ブルゴーニュ地方＞コート・ド・ボーヌ地区＞ムルソー

生産者：Jean-Francois Coche-Dury ジャンフランソワコシュ＝デュリ

葡萄品種：Chardonnay100％

ヴィンテージ：2003年

メモ
Jean-Francois Coche-Dury（ジャンフランソワコシュ＝デュリ）

ノンフィルターの長熟型白ワインでブルゴーニュを代表する生産者。
ムルソー村中心部から少し離れて位置する。
1920年の設立時は町の中心部にあり、6つの畑の分益耕作からスタート。
少しづつ畑を購入し、1940年にドメーヌに入った2代目が所有地を拡大。

町の中心部にあって手狭になったドメーヌを現住所に移転した1974年を機に当主となった現当主の3代目のジャン=フランソワ・コシュ氏になってからも畑の購入は続けられており、一番最近に購入したのは1994年のピュリニー、1995年のムルソー。

現在ムルソーの村名アペラシオンのリューディーは15区画を数える。

分益耕作の割合は年々減少し、現在は10.5haのうち1.5haを残すのみ。

ワインの元詰はドメーヌ設立時から始めているが、

商習慣で今でも樽の1/3をネゴシアンに売却している。

お店にはセラーもあって、魅力的なワインがいっぱいあります

一気に身体が温まる豌豆のすり流し。

美しく並べられた豆皿。

フグ、白子、鯛の昆布じめ、剣先イカ、ウニ、鯵、帆立、伊勢海老、鱒、鰆、鯖寿司、寒ブリ、牡蠣など、13種類。

13種類というのは、今までで最高記録らしく、圧巻

どれから食べようか迷ってしまうほど。

少しずつなのですが、案外量もしっかりあって、やが進みます。

Corton Grand Cru "Cuvée Charlotte Dumay" 2005 / Hospices de Beaune （Christophe Roumier）

コルトンキュヴェ・シャルロット・デュメイ / オスピス・ド・ボーヌ（クリストフ・ルーミエ）

生産地：フランス＞コート・ド・ボーヌ地方＞アロース・コルトン村＞コルトン

生産者：Hospices de Beaune オスピス・ド・ボーヌ / Christophe Roumier クリストフ・ルーミエ

葡萄品種：Pinot Noir100％

ヴィンテージ：2005年

マグナムボトル

メモ

Hospices de Beaune（オスピス・ド・ボーヌ）

ブルゴーニュの中心地ボーヌにあるオスピス（慈善施療院）は、維持・運営のために、寄付された最高級の畑のブドウで造られたワインをオークションすることで賄っている。
1443年にブルゴーニュ公国のフィリップ善良公のもとで財務長官を務めていたニコラ・ロランが貧しい人たちのために創設した病院が始まりとされている。

現在、クリスティーズがこのオークションを取り仕切っており、オークションは11月の第3日曜日で、栄光の3日間の中日に行われている。
ワインはすべて新樽で熟成され、寄進者ごとに、樽のまま競売にかけられる。

ラベルの紋章は設立者の妻、ギゴンヌ・ド・サランの家紋。

この日の夜の会に繋がるワインだそう。

って、夜の会のテーマも聞いてませんでしたが

この辺りでなんとなく予想が

猪と一口サイズのコロッケ。

お店に入ったとき、大きな塊があったので、ワクワク

たっぷりトリュフを乗せて、頂きました。

海老芋のコロッケはフォアグラ入り。

ふわっと柔らかく、衣がサクサクしていて美味

そして、カトラリーはラギオールで洋風スタイル。

筍ご飯、赤だし、香の物

入ってすぐ右側にあるお竃さんで炊かれた、まだ出てきたばかり小さな筍を使ったご飯。

柔らかい筍と木の芽の香りで、ほっくり。

デザートはミルフィーユやお汁粉など数種類あって、好きなだけ頂けるのですが、お腹いっぱいだったので、フルーツポンチだけ。

うーん、もったいない。

みんな数種類食べていただけに、悔しい・・・

お店は八坂の塔のすぐ近くにあるこの左の日本家屋。

趣きがあって、京都に来たな～と感じられる場所でした。

また、夜にでも行ってみたいお店でした

修伯 [京都]