日経平均は27日に1万円を超えてからそれ以上はなかなか上がらない展開。


為替も23日から少しレベル感が切り替わって1か月ぶりのやや円安に戻ってきたが、それでもドル円95円を大きく超えては円安になりきらない展開。


なんだかんだいって思ったより企業業績はぱっとしないし、経済はそれほど良くなってないし、政治は民主党優位とはいえ民主党も不透明感漂いそれほど明るい期待もできなそうだし、という感じかな。


一方、中国や資源関係はじりじり上げてきている。先取り感が出ているかもしれない。

そろそろ資源絡みは買い時か。鉄鋼・非鉄か。

昨日まではまだまだ株も下がっていきそうだし、円高もこのままか若干進むかと思われていたが、昨日のNY市場が大幅反発だったことを受け、一気に雰囲気が変わった感じ。


昨日は自民党の都議選敗退、麻生首相の衆院解散宣言もあり、政治の不透明リスクが高まった感があったことで株は暴落、ただし円高は変わらずという状況になり、このまま今週は日経平均も8000円台突入かと思われた。


円も91円台を一瞬超えて92.5円ぐらいまででうろうろしていた昨日と比べると、今日の早朝は93円前後まで上がっている。トヨタなども昨日は最近の最低値3380円をつけたが、今朝の気配値は3550円と5%アップ。相場全体が一気に上がりそうな予感。相場全体が5%も上がると500円アップだがさすがにそれは無いにしても200円ぐらい上がってしまっても不思議ではないかも。


もともとこの1週間の動きは年始来の大幅上昇に対する調整ということだったが、根拠は希薄なモメンタムの動きだった。ふとしたことで流れが変わっても不思議ではないのかも。それにしてもホント相場の動きはいい加減と実感。一方向に振れるとある日突然ガッと触れる傾向にある。7月10日ぐらいにはテレビでも90円を切ることは大いにありうるなんてコメントをしている人が出始めてたし。


今回も7月9日の真夜中ごろに突然風向きが変わって大調整が入り、やはり昨晩真夜中ぐらいに突然再度戻しという動きになった。アメリカ主導の動きだったということがいえるかもしれない

ここ数日株価続落、原油続落、為替も円高ということで、様々なものが大きく変動したマーケットとなった。特には欧米経済に対するセンチメントが楽観から悲観に変わり、急激に上がっていた市況に大幅な調整が入ったということに。9日の米国新規失業保険申請件数なども改善がみられていたが、特に具体材料のないセンチメントの悪化による調整。東証も8日続落ということになったが、「手掛かりなく」少しづつ下落という報道のされかた。原油も一時60ドルを切る展開に。


様々な報道を見ていてもこれより更に下落を続けるのか、そろそろ戻るのかはっきりしない。逆に言うとすぐに大きく戻るということはなさそうだ。円高について言うと90円台を望むことはあるかもしれないというコメントが見られが、そうしたことがあってもあくまで一時的、全体としてこれ以上の下落は限定的、もしかすると最大来週いっぱいぐらいは硬直状態が続くのかもしれない。


日経平均:(高値、安値、終値)
7月1日:10,086.18 9,874.00 9,939.93
7月7日:9,734.43 9,619.68 9,647.79
7月8日:9,557.39 9,407.98 9,420.75
7月9日:9,384.24 9,291.06 9,291.06
7月10日:9,370.15 9,265.24 9,287.28


USD/JPY
直近の高値として7月1日に96.972円を付けていたが、7月8日に一気に円高になり94.886から91.806まで動く。

翌9日は一服感が出たが、93.597まで一時反発、高値も92.387。
10は東京市場では93円前後で取引されていたが、再度欧州市場明けから円高を望む展開になり、一時91.785円を付ける。引けは92.528で終わる。

今回のドル円の下落は5月、3月を上回った。


EUR/JPY
7月1日:136.950-135.028
7月8日:132.100-127.009
7月9日:130.932-128.090
7月10日:130.638-127.802。引けは129.024


GBP/JPY
7月1日:159.999-158.206
7月8日:153.070-146.765
7月9日:152.351-148.114
7月10日:152.161-148.387。引けは150.057


AUD/JPY
7月1日:78.385-77.530
7月8日:74.928-70.882
7月9日:73.407-71.583
7月10日:73.093-71.173。引けは72.173