定番中の定番、必ず、お花見のニュースで映像が流れる「千鳥ヶ淵のボート」
を楽しんだら、また、そぞろ、桜咲く遊歩道をのんびり歩こう。これで、毎年、
お花見ボートの映像が流れる度、君とのお花見の思い出が蘇ることになる。
例え、2人が別々の人生を歩んでいても。胸キュン。
さて、千鳥ヶ淵の交差点を左折して、代官町方面へ。
その間、一時桜は途切れるが、程なく、桜が見えてくるので、道沿いに左折
すると、千鳥が淵の対岸沿いに桜並木が始まる。ちょっと、足場が悪いので、
彼女をさりげなくエスコートしよう。
途中、赤レンガの「東京国立近代美術館」がいい雰囲気を醸し出している。
何か、興味のある催し物があれば、ちょっと、覗いてみるのもいいだろう。
美術館を過ぎると、そこから、北の丸公園になり、右手の広場には、お花見
で盛り上がっているグループ、夕方からの場所取りの大学サークルの新人君
達といった光景が続く。
彼女も歩き疲れているはず。
そこで、ここで、芝生にゴロンだ。
ランチの時は、ベンチだったので、これが出来なかった。
彼女に膝枕をおねだり。
こういう時のために、コンビニで、レジャーシートも買っておくこと。
そして、事前に仕込んだ桜の歌を、 彼女とi Phoneで聞こう。
僕なら、
桜 (FMB)
桜 (コブクロ)
さくら (けつめいし)
かな。
できれば、ヨドバシとかで、デバイダーを買って(¥500前後)、イヤホン
を2個つないで、きちんと歌を聴きたいもの。
以上が、現代の歌なら、次は、和歌。
以下の桜を詠んだ和歌くらいは、覚えておこう。
・ひさかたの光のどけき春の日に しづ心なく花の散るらむ(紀友則)
・世の中に 絶えて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし(在原業平)
・ねがはくは 花のもとにて 春死なむ そのきさらぎの 望月のころ(西行)
さらっと、君の教養をさりげなく。
さて、千鳥ヶ淵沿いに進めば、そう、先ほどのランチの場所に戻ってくる。
千鳥ヶ淵をぐるっと1周したことになる。
いざ、靖国神社の桜並木へ。

本殿までの参道の両脇には、露店が並び、本殿の手前に、桜の「開花宣言」
の判断に使われる桜の標準木があって、みんな、そこで、記念写真を撮っている。

さて、本殿の脇を抜けて、外堀通りの桜並木を目指そう。
中央線に乗って、何度か、外堀通り沿いの桜並木を見たことのある人も多いだろう。

さすがに、歩き疲れた頃、そろそろ、夕暮れ(まあ、6時位が日の入り)の気配。
お昼は、食べ過ぎないようにセーブしたよね。
今夜のディナーは、飯田橋駅西口からすぐの「カナルカフェ」。
ここは、外堀沿いの桜並木を目の当たりにしながら、イタリアンを堪能できるレストランと
その先に、セルフサービスのデッキ(ビールとかピザとかを売店で買って、空いている
席に座る)がある。レストランの方は、この時期は、おそらく予約で一杯だろう。
デッキは、たいてい座れる。
この時期のレストラン予約の悩みの種は、予約開始日が3月1日で、その時に、まだ、
正確な開花予想日がわからない中、日にちを決めなければならない、、、、ということ。
で、僕がやるのは、テラス席狙い。
テラス席は、もちろん、雨が降ったら使えない。だから、お店側も、テラス席の事前
予約は受けないんだ。でもね、晴れ、少なくとも、夜、雨が降らない天気予報
なら、その日のお昼から、当日分のテラス席を予約することができるんだ。
予約が取れれば、超ラッキー。お花見メニューは、¥5000のコースが用意されて
いて、外堀沿いの桜を眺めながらのカジュアルイタリアンは、なかなかコスパもいい。

最後に、寒さ対策。
尚、夜は結構冷える。
お店でひざ掛け用のブランケットを貸してもらえるが、こういう時、使い捨てカイロを
数個持っていると、彼女にも感謝されること間違いない。後、鞄には、ウインドブレーカー
を忍ばせておこう。借りたブランケットを上半身に纏うのはちょっと、、、、ならば、これ。
あっ、このウインドブレーカーは、ボートに乗る時も、活躍する。水面近くは、結構、
肌寒いからね、。
ちょっとした、君のジェントルマンとしての気配りで、彼女を感動させよう。

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