たい2件目特集。1件目との連携を考えて、或は、わざと無視
して変化球を投げる等々、アイディアを提供しよう。君の
デートが、彼女にワクワク感を与えることが出来たら、2回目
のデートの約束は取り付けたも同然だ。
２）カウンター築地寿司からの2件目
鮨は、美味しい。だけど、食後は、やはり、しょっぱいので、
甘いものが欲しくなるのは彼女も同じ。ここは、意外な展開で、
彼女を少しだけ、驚かそう。
彼女のタイプにもよる。彼女が、明るく開放的な娘なら、これ
もあり。お店を出て、晴海通りを渡って、右に曲がる。
途中のファミリーマートで、「デザート買おうよ」と誘う。
「えっ、どこで食べるの？」と一瞬戸惑う彼女。
最近のコンビニのデザートは侮れない。必ず、彼女の好きな
もので、種類が異なるデザートを２つ以上買って、お口直し
の「スミノフアイス」でも買おう。
コンビニをでて、晴海通りを勝どき橋方面へ。橋を渡らず、
脇道に。そう、そこは、隅田川テラス。川沿いに遊歩道が設
けられている。しかも、かなり、広い。ベンチもある。浅草
のそれと違って、綺麗だし、路上生活者もうろうろしていない。
夜、通るのはジョギングしている人がほとんどだから、ご安心
を。揺れる川面を見ていると、向こうに屋形船が見える、、、
なんて情景だ。
海風（川風？）に吹かれ、酔い覚まし。
デザートを２人で食べる。そう、ここで、「異なる2つ以上の
デザート」を買ったことが生きてくる。当然、デザートの食べ
比べ。そう、コンビニでもらったフォークで、2人で同じ
デザートをつっつきあおう。親近感が増す。まだ、「はい、
あーん」は、無理でもね。
そして、お口直しのスミノフアイス。
鮨をカウンターで並んで摘み、今、風に吹かれて、デザートを
つっつきあった２人。
「そうだね、ちょっと、遊歩道を歩こうか、さ、行こう」
そこで、手を取り、彼女が嫌がる素振りを見せなければ、次回
のデートの約束を取り付けたも、同然だ。
３）カウンター天ぷら屋からの２件目
純日本の天ぷらを食して、大満足。
但し、ここのデザートは、「果物系」。なので、デザートとし
ては、若い彼女には、少々、物足りないかもしれない。
そこで、隣の御幸通りにある、チョコレート大好き女子御用達、
バレンタインには、あちこちの有名デパートで売り場ができ、
長蛇の列ができる、ベルギーの有名ショコラティエ、
「ピエールマルコリーニ」のお店がある。徒歩1分の距離に。
１階は、ショップになっており、２階より上が、カフェとなっ
ているので、そこでのお目当ては、チョコレートパフェ。君に
は理解不能の￥2000もするが、そこは、お金を惜しまない。ま
た、お客さんは、ほとんど女性（まあ、当たり前か）だが、
怯まない。
そう、有名ショコラティエのスイーツを嫌いな女子はいない。
しかも、天ぷらのあとという意外性の組み合わせ。ピエール
マルコリーニのチョコパフェを食べたと、写真を撮って、すぐ
にも友達にLINEするだろう。
君も、次のバレンタインには、彼女から「ピエールマルコリ
ーニ」のチョコが貰えるかもしれない。
カウンター天ぷらで、本当の天ぷらの美味しさに気づかせて
くれた、そのあと、意外性のピエールマルコリーニ。この
対比が、印象に残るはず。君の評価も上がるはず。こんな
デートプランで私を楽しませてくれてありがとう。そう思わ
せたら、２回目のデートの約束はできたも同じだ。
４）カウンターおでん屋さんからの２件目
やはり、おでんもしょっぱいのが難点。まあ、お醤油ベースで
すから。そこで、このあとは、やはり、チョコレート、これで
すね。徒歩１分に、その名も「LINTZ」のショップとカフェがあ
ります。
まあ、和食系（お醤油味でしょっぱい）のあとは、有名
チョコレート系のお店（喫茶）に連れていくのが○。まあ、
夏なら、近くの立野屋で、かき氷、なんてのも意外性があって
いいのですが、今回は、おでん、一応、冬の設定なので。
ここでは、ぜひ、リンツのチョコレートドリンクを。ダークと
スタンダードがあるので、ひとつづつ。そうですね。敢えて、
違うものを頼む。その心は、もう、お分かりですね。そう、お互
いに味を比べあってね。彼女にさりげなく、こっちも美味しいよ、
といって、君のチョコレートドリンクを差し出そう。よほどのこ
とがない限り、彼女は、君のチョコレートドリンクを味見するで
しょう。同じドリンクを、別々のストローで飲む、一種の間接
キスも抵抗感がないようなら、２回目のデートの約束はできたも
同然。
５）カウンター焼肉からの２件目
１件目は、おしゃれ感のない、食欲全開のカウンター焼肉。
でも、ホントにおいしかった、と彼女は満足。
ここで、意外性を発揮しよう。
１）で紹介した、オーセンティックバー「ORDIN」もいいが、
更に意外性を持たせるなら、ウエスティンホテルの、夜景がきれ
いなバー「コンパス」へ、彼女をエスコート。
一流ホテルのエントランスを彼女と二人で入る、という経験を
積んでおく意味があるんだ。そう、将来、お泊りする、その事前
訓練さ。
エントランスを入り、高級感あふれるふかふかの純譚を歩いて、
エレベータに。君は、決して、気後れしてはいけない。あくまでも、
時々、ホテルのバーに行くことがある、それが、仕事でもプライ
ベートでも、そういう雰囲気を醸し出そう。
そう、バーは最上階に。これだけで、彼女の気分は上がるだろう。
ここは、カウンターのある位置から、東京タワーが見える。ただ、
ほんとに２席分。運が良ければ、ここに。相手なくても、他の場所
に座って、空いたら移る様に、バーテンに頼んでおけばいい。
カウンター焼肉で食欲を満たし、今は、ホテルの上品なバーの
カウンターで、カクテルを飲んでいる。このギャップが女子を虜に
するんだ。君のデート企画に満足している彼女。これで、2回目の
デートの約束はできたのも同じだ。
■次のデートの誘い方
2回目のデートの約束、いや、次のデートの約束は、必ず、その
デート中に約束してしまうのが鉄則。その日の君のデートが、ま
あ、成功していれば、彼女は、その次のデートをその日にしてく
れるはず。まだ、デートの回数が浅い時期は、特にこのルールを
守ろう。これを逃すと、次回デートの約束の確率が、ぐっと、下
がってしまうぞ。
ただ、なんのプランもなく、「次回いつ会える？」と、彼氏顔で
聞くやつは、ただのバカ。なんの戦略も持たずに、いい女を攻略
できるのは、余程のイケメンか、金持ちが、有名人かのいずれか。
そうでない君は、戦略を持たねばならない。何、大したことでは
ない。ただ、まだ、君に好意を抱いているかどうかわからない彼
女が、抵抗感なく、君の誘いを受ける、「Yes」と言える理由を
用意して置けばよい。
そう、君は、事前に彼女の好みを調査しているばず。そして、
料理のジャンルを伝え、場所を伝える。必ずしも、レストランの
名前を言う必要はない。料理と場所、彼女の想像力を掻き立てる
方がいい。何故なら、店の名前を明かしてしまうと、「食べログ」
で予習されてしまうから。そうすると、デートのワクワク感が
なくなるからね。ただ、レストランの格は、彼女に伝えよう。
ホテルのフレンチとか、一軒家レストランで、それなりの服装
が求められるのか、お洒落だけどカジュアルだとか、和食なら、
お座敷だとか、いや、掘りごたつ式だよ、とか。そう、彼女が
君とのデートに着ていく服を選びやすくするためにね。
だから、「すごいうまいイタリアンでさ、南イタリア系で、魚介
類のパスタとかが上手いんだ。あと、イタリアの職人が組み上げ
た窯で焼くマルゲリータが、絶品さ。ドルチェも種類も多くてね、
デザートワゴンから好きなのを選べるのさ、、」。「場所はね、
表参道と外苑前の間で、どちらの駅から歩いても７、８分かな」
というノリで誘うのが正解。これで、彼女の想像力を掻き立て
る。まあ、女の子でお洒落なイタリアンが嫌いな子はいないだ
ろう。
レストランの名前を言っていい例外は、予約の取りにくい人気
レストランの場合。今が旬で、話題性があって、自分も行きた
いと思ってたけれだ、、、、なんて状況なら、君が余程嫌われ
ていなければ、彼女は、「Yes」と言ってくれるだろう。
要は、彼女が「Yes」と言いやすい環境を整えてあげることが
大切。
それでは、次回（File 05）では、料理も雰囲気も場所もいい、
そんなイタリアンシリーズを紹介しよう。
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