親愛なる、てんちゃん

もうそろそろ、天国には到着したでしょうか?

私は、家に帰ったら、あなたが出迎えてくれるのではないかと思ったのですが…、叶わぬ願いでした。

初めて会ったのは、大塚のシェルターでしたね。

無愛想にベランダへ逃げてしまう、あなたとぶんちゃんに

私は心なしか不安を覚えました。

私を好きになってくれるかな…

その予感は少し的中する事になりますが…

 

あなたと一緒に暮らした約2年の月日は

私には掛替えのない日々です。

 

棚の上から、なかなか下りてこないあなたに、やきもきしたり

やって来て1ヶ月もしないうちに、ベランダに脱走されたり

iPhoneのイヤホンを齧って穴をあけられたり

あなたのごはんを盛りつけている最中に足首を削がれたり

カシャカシャブンブンを追いかけすぎて、ぶんちゃんを誤爆したり

大きな音に私を心配して風呂場まで覗きに来たり

ソファにオシッコをされたり

 

日常茶飯事なことが懐かしく思い出されます。

 

そして、FIPと診断されて…

忘れもしない、昨年の10月1日

あなたは病院に連れて行った私の手に、思い切り噛み付いて流血の大惨事に!

でも、そんな痛みより…

あなたが不治の病だと診断された方がよっぽど辛かった。

 

余命幾許もないと言われたときは、信じられない思いでした。

FIPって言われたけど、ウィルスチェックは陰性で…

私は藁にもすがる思いで誤診であってくれと…

 

そんな覚悟の足りない飼い主をあなたは見放さずにいてくれました。

 

一度目は…

2016年から2017年の年末年始

急に食欲が亡くなったあなたに、私はうろたえるばかりで…

年が明けると、あなたは食欲を取り戻しました。

大丈夫だよと言わんばかりに…

 

二度目は…

2017年4月14日

大学病院で余命1ヶ月と言われて、涙に暮れる私に

あなたは奇跡の回復を見せてくれました。

薬の効果で膨らんでいたお腹は凹み…

私は、奇跡を信じました。

 

三度目は…

あなたは私が帰るのを待っていてくれました。

ヨロヨロと力の入らなくなった体で

最後まで生きようとしてくれました。

 

奇跡は起きなかったけれど、

ゆっくりと時間をかけて逝くことで、情けない飼い主に覚悟をさせてくれました。

 

それでも、涙は止まらなくて…

きっと、そのクールな顔で呆れているでしょうね。

 

私はあなたと暮らせた事で、とっても幸せでした。

あなたは、幸せだったかな?

あなたも幸せだと思ってくれると嬉しいな。

 

ずっとずっと、大好きだよ!

今までも、これから先も、ずっと、大好きだよ!!!

 

 

【東京キャッツアイ】支援サイト

https://syncable.biz/associate/tokyo-catseye

 

東京キャッツアイホームページ

http://tokyo-catseye.jimdo.com/

振り込みなどの詳細

「寄付・支援のお願い」ページ