2024年7月28日をもって、事務所の閉鎖も完了しております
お客様のご相談案件においても、継続中のお話も数件ございましたが、住空間Arcadia株式会社は閉店させていただきました
ご迷惑をお掛けする結果となってしまいましたお話もございましたが、そのうちの一つであるご相続関連のご相談が先日やっと(9月に入ってから)糸口がつかめ、前進する運びとなりました
(私も不動産会社は閉店という事になったのですが、旧知のお客様よりのご相談であったため、動かせていただき、少しでも方向性を見つけるお手伝いができて良かったと思っております・・)
御相続関連のお話ですので、糸口が見えたといっても、まだまだ長い道のりがご相談者様方にはございます
ご親族間のお話し合いというものは、親族以外の他者が入ったとしても、感情のもつれの部分がウエートを占めてしまいますので、正解を求めるという事が難儀であります
御相続関連のご相談というものは、その多くが他人には理解が及ばぬ感情のぶつかり合いとなりますので、そこには正解はありませんし、時間もかかってしまうものなのです
ご本人様にはもちろんのこと、ご親族にとっても大事・貴重な財産(思い出などがたくさん詰まった)を動かすという事になるわけですので、時間は掛かって当然でありますし
そして、親族間だけにディープ&ストレートな「ご主張・ご意見の対立」も当然ながら発生いたします
一般的・常識的な話し合いにはならないものなのです
(ドラマみたいに素晴らしい解決方法などは存在しませんので)
御相続関連のご相談は、そのほとんどが同じ傾向にありますし、少子高齢化社会の日本社会においては、ごくごく普通に生じてきてしまう事象なのであります
恐らく、これよりの日本社会において、御相続関連の諍いは今後は増加傾向にあると思われます
これはどなたにとっても神経を疲れさせる問題であります
相談を受けることが多い事業者さんや弁護士さん達に聞いても、やはり、相談件数はうなぎ上りのようですし、金額につきましては、ドラマなどにあるような何千万円・何億円等の規模よりも、数百万円位のご相談がその過半数以上を占めているようです
(まぁそうですよね・・・一般人の方が多いのですから、当然と言えば当然であります)
また、放棄される不動産も数多く発生しております
人口減が叫ばれる日本社会においては、不要とされる不動産(土地・家屋・マンション等)はこれからも悩みの種となりますよね(既に、都心部を含めた日本全国各地において、問題が多数発生しておりますが、解決策はこれまた道筋が見えておりません)
需要と供給のバランスを見た場合には、仕方のない事なのかもしれませんけれども・・・
野生動物と人間の棲み分けにつきましても、最近では色々と問題が生じてきております
世界的に見ても日本と同じような現象は生じておりますし、気象に関しましても、以前とは違ってきております
遠い未来のことはさておき、近未来において、住みにくい世の中になってしまうのは困りますよね
ともあれ、変化が生じているのは不動産関連だけではありませんよね
全てのモノについて、色々と変化が生じております
少しでも良い方向へと変えてゆきたいものです
私も社会に少しでも貢献できますように、何かをスタートしたいなぁとは以前より考えてはおりますが、これがなかなか・・・
少しばかりお酒も入りましたので、久しぶりにブログを書いてみました
不動産の仕事を再開いたしましたら、もう少し色々と書くことができるのですが・・・
もう少し時間は掛かりそうであります
では、おやすみなさいませ
稲葉