　蒸し暑い梅雨の時期です。

　熱中症対策など体調管理が大切ですね。

　私の体調はというと

　抗がん剤治療をやめて8ヶ月が経ちました。

　体全体の骨にも固形がんから転移した

　多発骨転移なので痛みがでます。

　痛み止め薬を処方してもらえば

　いいのでしょうが、あまり薬は

　飲みたくないのでやめています。

　倦怠感はありますが

　吐き気とめまいが収まったのでひと安心。
　抜けてしまった頭髪は

　ようやく生えてきました。とっても嬉しい‼

　病気というのは人生において

　ひとつの転機であり

　それががんとなると命さえも左右する

　問題です。

　私は弱い人間なので

　医者に治してもらいたいという気持ちは

　なかなか捨てられなかった。

　だから、藁にもすがる思いで効かないかも

　と内心思いつつ、抗がん剤治療を受けた。

　抗がん剤の目的は治療薬ではなく

　がんの増殖を抑制する抑制薬なのです。

　だから、健康な細胞にも作用して

　免疫力低下による感染症、脱毛、嘔吐

　しびれ、発熱、下痢、食欲不振、味覚変化

　などが起きました。

　やめてもそれらはしばらく続きます。

　病院がやっているのは症状を抑えるだけ

　対症療法で根本的にがんは治らない。

　今は本当に治してくれるのは

　自分の体の治癒力ではないかと

　思っています。

　このがんを作った原因は

　今までの自分自身にあり、なるべくして

　この病気になったと自覚している。

　治るかどうかを決めるのは

　医者ではなく自分自身なので、依存心を捨て
　がんを治すには原因に対してアプローチして

　自分だけが治せるのだと、様々なことを学び

　知ること。

　そしてあらゆる局面において

　自分の今までの価値観を否定してみる

　そして自分を直視して発想を転換することだ

　と思っています。

　それによって初めて真の意味での

　自立心と自己肯定という状況が

　生まれるのではないだろうか。

　まず

　原因はストレス、人間関係など

　自分の心の中にもいろいろあるでしょう。

　また、口から入れる物、毎日の食事が

　一番大切だったと思っています。

　主治医は私がステージⅣだからなのか

　何を食べてもいいよと言ってくれるが

　日々の体を作るのは食事なのです。

　我々日本人は農耕民族なので

　日本の風土にあったものを

　食べる努力をしています。

　世界中の料理が食べられるようになり

　世界中の農作物が日本でも

　作られるようになった現代の日本では

　日本の風土にあったものは何なのか

　非常にわかりにくくなっているといえます。

　一方で、料理の世界では和の野菜を

　使う店が増えてきています。

　ごぼうやかぶ、大根といった和の野菜

　伝統野菜です。

　いもやにんじんは皮付き、葉付きのままで

　お米は糖質が高いので発芽玄米を

　食べています。

　また、季節に合ったものを

　食べるようにしています。

　旬の季節に育った作物こそ栄養価が高く

　季節に合ったものを摂ることは

　自然の摂理に沿ったことになるのです。

　ハウス栽培の進化で、真冬でも

　きゅうりやトマトがスーパーに並びますが

　きゅうりやトマト、なす、ピーマンは

　体を冷やす夏野菜です。

　真冬にわざわざ季節外れの夏野菜を食べて

　体を冷して、不調を招く道理はどこにも

　ありません。季節にあった作物を食べる。

　こうして、自然の摂理に合わせることが

　何よりも重要だと考えます。

　食生活の話になると長くなりますので

　このあたりにしておきますが

　がんに対してはこのようなアプローチをして

　月一度の診察は私がしていることに対する

　答え合わせの位置づけにしています。

　体を動かさないといけないので

　散歩に出かけるのですが、小さな犬を連れて

　散歩する人を多く見かけます。

　人間がなぜ生き物との触れ合いを

　求めるかといえば
　人とは違って構える必要がないからでは

　ないでしょうか。

　自分をさらけ出せる安心感、居心地のよさを
　人は生き物に感じるのでしょう。

　私たちは生きていく上で構えたり

　見栄を張ったりして、なかなか自分の本心に

　気づくことがありません。

　しかし、弱さを含めて
　ありのままの自分を受け入れることは
　豊かな人生を生きる上でとても大切です。
　生き物など大自然は

　そのことに気づかせてくれます。

　最後までお読みいただきまして

　ありがとうございます。

　それでは今日も

　素晴らしい１日を！

病気というのは人生においてひとつの転機