ディープな歌謡曲の世界~スコティッシュ75のブログ~

ディープな歌謡曲の世界~スコティッシュ75のブログ~

歌謡曲(主にムード歌謡中心)の紹介を中心に記事にしてます。

 

〽両手を重ね いっしょに歌った

  讃美歌 四百十二番〽

 

 1974年に発売された小椋ひろ子氏のサードシングル、『春の桟橋』のB面曲『ザビエルの夕陽』

 

 本作は、キリスト教系学校に通っていた女学生時代の恋愛を回想する女性の心情を歌った作品です。

 

 チェンバロの伴奏から始まり、サビに近づくにつれ、演奏に厚みが増していきますが、全体的にソフトなポップス系歌謡曲に仕上がっています。

 

 この辺は、所謂”アイドル系”ポップス作品とは路線が異なり、しっとりとした大人の雰囲気を纏った印象を受けます。

 

 歌唱の小椋ひろ子氏はその後、演歌歌手路線に転向するのですが、その素地みたいなものが本作から見え隠れしてくるのです。

 

 

【レコードデータ】

レコード会社:クラウンレコード

レコード番号:CW-1400

発売日:1974年2月25日

A面 『春の桟橋』 

B面 『ザビエルの夕陽』

両面とも 作詞:星野哲郎 作曲:新井利昌 編曲:柳田六合雄

 

 

 

 

 

 さて、小椋よう子氏の上記レコードの発売から7年後の1981年に発売された、小沢陽子氏の『ザビエルの夕陽』は、初版のバージョンと比較すると、ムード演歌系の雰囲気を前面に押し出した作風にガラリと変わります。

 

 小沢氏の歌唱も演歌的な唱法で表現され、神保正明氏のアレンジもトランペットを印象的に楽曲の中で使用し、哀愁を帯びた作風に仕上げています。

 

 歌詞はただ一点異なる箇所があり、2番の最後にて小椋盤では「和子のことが気になって」の「和子」が小沢盤では「あのこ」に変更されている所でしょうか。

 

 

【レコードデータ】

レコード会社:クラウンレコード

レコード番号:CWA-109

発売日:1981年?月?日

A面 『ザビエルの夕陽』 作詞:星野哲郎 作曲:新井利昌 編曲:神保正明

B面 『私だけのあなた』 作詞:内重のぼる 作曲:臼井幹也 編曲:神保正明

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村 音楽ブログ 演歌・民謡・大衆歌謡へ
にほんブログ村

(↑ランキング参加中!よろしければクリックをお願いします。(__))

 

〽どうすりゃ燃えてる この恋ごころ

  あなたはわかって くれるのよ〽

 

 1974年の『うそ』で”中条きよし”名義として、再々デビューした同曲は日本歌謡史に残る大ヒットを記録。

 

 そのヒットの余韻冷めやらぬ頃の、1975年3月に発売されたのが、「おんなの夜」という中条氏のオリジナルアルバムです。

 

 このアルバムは、『うそ』、『うすなさけ』等中条氏の初期ヒット作を手掛けた、”作詞=山口洋子+作曲=平尾昌晃”というコンビが全曲の制作を担当。

 

 全作ともアルバムタイトルに違わない、夜の盛り場の匂いが常に漂う作品で占められており、アダルトなムードが溢れ出ています。

 

 アルバムの2曲目に収録された『一方通行』と書いて「かたおもい」と読ませるこの楽曲は、酒場で知り合った男に恋心を持った女性の視点で描かれた作品で、相手の男は常に気のない素振りで、その女性を相手にしていない・・・という内容の歌詞です。

 

 個人的にこの歌に出てくる男性が、歌唱の中条きよし氏のイメージとダブって聴こえてくるのですが、作詞の山口洋子氏もそのイメージでこの歌を書いていたのでしょうか・・・?

 

 メロディは、マイナー調のムード歌謡で作られており、女性側の哀愁・悲壮感といった心情がよく表現されています。

 

 この辺りは『うそ』・『うすなさけ』等の平尾メロディーのイメージとはまた異なるメロディラインとなっています。

 

 

 

【レコードデータ】

レコード会社:キャニオンレコード

レコード番号:C-3053

発売日:1975年3月?日

A面

1.『うそ』 編曲:竜崎孝路

2.『一方通行(かたおもい)』 編曲:竜崎孝路

3.『霧笛』 編曲:京建輔

4.『小指(かのじょ)』 編曲:京建輔

5.『あの彼(こ)』 編曲:竜崎孝路

6.『理由(わけ)』 編曲:竜崎孝路

B面

1.『火遊び』 編曲:竜崎孝路

2.『曙』 編曲:竜崎孝路

3.『ゆめ』 編曲:竜崎孝路

4.『つよがり』 編曲:京建輔

5.『終末(フィナーレ)』 編曲:竜崎孝路

6.『ラストまえ』 編曲:竜崎孝路

全曲 作詞:山口洋子 作曲:平尾昌晃

ナレーション:鈴木弘子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村 音楽ブログ 演歌・民謡・大衆歌謡へ
にほんブログ村

(↑ランキング参加中!よろしければクリックをお願いします。(__))

 

〽Oh ダーリン 忘れないさ いつまでも

  月の光が 二人を照らす〽

 

 『Oh ダーリン』というレコード、詳しいリリース年月日は不明ですが、1980年代の自主制作盤のようです。

 

 自主制作ものながら、サウンドは全国盤と変わらない厚みのある編曲で、80年代らしいポップなアイドル歌謡曲です。

 

 作詞と作曲にクレジットがある山根宮子氏。

 

 ネットで検索するとジャッキー吉川とブルーコメッツの元メンバーの方にヒットします。

 

 同一人物なのかどうかは判別できませんでしたが、サビの部分のマイナー調の旋律は、どこか昔の昭和歌謡を彷彿とさせるものとなっています。

 

 

 さて、上記の歌詞を見てピンとくる人は、恐らく40代後半以上の広島出身の方ではないでしょうか。

 

 『Oh ダーリン』は、1980年代後半辺り広島にて流れていた、広島タイカンというカラオケ事業を行っていた会社のCMのタイアップで使用されていました。

 

 ただCMでは、新仏氏の歌声ではなくCMに出てくる出演者が、カラオケでこの『Oh ダーリン』を歌っているものが流れていました。

 

 

 

【レコードデータ】

レコード会社:BUGS BUNNYレコード

レコード番号:ICR-83

発売日:1984(?)年?月?日

A面『Oh ダーリン』 作詞:新仏浩、山根宮子 作曲:山根宮子 編曲:藤井真一

B面『せめて今夜は』 作詞:新仏浩 作編曲:柳沢二三男

 

 

 

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村 音楽ブログ 演歌・民謡・大衆歌謡へ
にほんブログ村

(↑ランキング参加中!よろしければクリックをお願いします。(__))