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“独墜落機の副操縦士は故意に降下か、過去に「うつ病」の報道も”
“6年前に「深刻なうつ病」を患い、精神療法を受けていたと独ビルト紙が報じた”

衝撃的な報道が…
ドイツ検察の会見から「特に、医学的な内容の記録が押収された。そこには、彼が心の病にかかっていたこと。そしてその治療を受けていたことが記載されていた」と発表された。
ルフトハンザドイツ航空のLCC「ジャーマンウイングス」の旅客機が墜落事故を起こした件で、機長をコックピットから締め出し、故意に機体を山中に突っ込ませた疑いが極めて濃厚になっている副操縦士。
精神的な問題に苦しみ訓練を中断していた時期があったこと、担当医は勤務を認めていなかったこと、本人が雇用者にそれを隠して乗務していたことなどが次々と分かってきた。
最大の衝撃は、大勢の乗客を乗せた旅客機を、故意に墜落させた疑いが濃厚?
1982年に羽田沖の日航機が墜落した事故。その時の機長は精神面で問題を抱えていたとされており、この事故のあと、国内ではメンタル面での対策が強化されたという。
テレビで、元日本航空機長で『マレーシア航空機はなぜ消えた』の著者の杉江弘氏のコメントが…
「従来は、年2回の身体検査がありまして、そこで血液検査と、それから内科医の問診、それから精神科医の面談と。最近は1年にいっぺんになった。国際標準にしたというようなことなんでしょうけども」と話した。
しかし、精神科医の面談だけでは、不安定なメンタル面を見抜くのは難しい。
副操縦士が、コックピットから出た機長を閉め出したことによって起きたとみられる事故。
2001年に起きた、アメリカ同時多発テロ事件をきっかけに、操縦室に外から入れないように対策が強化されており、これが今回の事件の引き金になった可能性がある。
LCC(格安航空会社)は、21世紀になってから世界各国で業績を着実に伸ばしている。運賃が安いのは、機内食や荷物預かりを別料金にして必要な乗客だけに提供すること、都市の中心部から遠い空港を使うことで発着料金を安く抑えることなどを実行しているためだ。
しかしLCCは既存の航空会社と比べると、遅延・欠航率が高いのは事実。それは使用する機材を最低限に抑えてコストを削減しているため、予備の機材が少ないためだそうだ。
それでもとにかく「安い」というのは多くの消費者にとって大きな魅力で、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど、世界の各地域でLCCは業績を伸ばしている。日本でも2010年代になってからピーチ、ジェットスターなどいくつかのLCCがすでに就航している。
航空業界にとって「安全」は命である。墜落リスクの高い飛行機に乗りがたる者はいない。去年12月のエアアジアや今回のジャーマンウイングスのような事故が続くと、LCC全体に対する信頼が揺らぐことにもなりかねない。
ジャーマンウイングスの事故後、乗客の一部が予約をキャンセルしたのは当然としても、乗員の中にも搭乗拒否をする者が出ているため、ジャーマンウイングスは欠航となった便がかなりあるという。
ただ、LCCは既存の航空会社が子会社として運営しているところが多い。今回事故を起こしたジャーマンウイングスはルフトハンザの子会社だし、日本で就航しているLCCのピーチは、ANAの子会社だ。
日本や欧州など世界の各地域で経済成長が鈍化しているので、運賃の安さは富裕層ではないが海外旅行が好きな多くの消費者にとってまだまだ魅力がある。ただいくら安くても、安全が保証できないと利用者が離れていくのは避けられないだろう。
副操縦士が他の乗客乗員149人(うち日本人2名含む)を巻き添えにし、故意に旅客機を墜落させた可能性が高まったことを受け、乗客の関係者や遺族らに衝撃である。
今回の事故でお亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りする。
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