「マンガでわかる『神・時間術』」という本の感想を書きたい。

 

 

この本は、2017年に出版された「神・時間術」の漫画版である。

読んでみて、良いと思った点が2つある。

 

1つ目は、短時間で読める点である。

漫画部分は、ストーリーのテンポが良く、スラスラと読むことができる。また解説部分は、「神・時間術」の重要な点がまとめられていて、とても読みやすい。

私は普段、本を読むのに時間がかかるほうだが、この本はスラスラと読めるため、全体を1時間程度で読むことができた。

 

2つ目の良い点は、「時間術によって生まれた時間を何に使えば良いか」が明確に書かれていることである。

もしそれが書かれていなければ、時間術を使っても「ただ忙しいだけ」になってしまう恐れがある。

だが、時間術によって生まれた時間は「メインスキルや仕事力を磨くこと」や「楽しむこと」などに使うべきだということが、明確化されているため、「時間術を使いたい」と希望を持って思うことができる。

 

また、この本で学んだことが2つある。

 

1つ目は、時間術とは「集中できるときに短時間で仕事を終わらせること」だということである。

私は、この本を読むまでは、時間術とは「予定を詰め込むこと」だと思っていた。

それだと時間術を使うことによって忙しくなり、疲れてしまい、生きることが辛くなってしまう。

この本の時間術は、無理をするのではなく、脳のゴールデンタイムを活用することによって、無理をしなくても集中することができ、そうすることで余裕が生まれるということを学んだ。

 

2つ目は、疲れないことの大切さである。

この本では、「疲れる前に休む」ことや、「疲れたときに運動して疲れをとる」ことなどがすすめられている。そして、それらのことにより、集中力を保ったり、「疲れがとれて集中力を復活させることができる」ということが書かれている。

時間を上手く使うためには、疲れないことが大切だということを学んだ。

 

「この世で最も大切なのは時間である。」と著者は言い切っている。この一文を読んで考えさせられた。

今まで私はそのように考えたことはなく、どちらかと言えばマイペースで、あまり時間を気にしないタイプだった。

しかし、時間術を活用することによって毎日を楽しくすることができると知ったからには、時間術を使わないわけにはいかない。時間を大切にしないわけにはいかない。

今後は時間を大切に考えるようにし、時間を上手に使って毎日を楽しみたい。