起きてはいけないことが起きてしまっています。

緊急でブログ更新しました。激おこです。

 

神奈川県内の児童相談所職員二人が、一時保護されていた少女と性的な行為とわいせつ行為をしたとして逮捕されました。

 

児相に勤務するすべての人が専門の勉強をしてきた人ばかりではなく、事務の方という可能性もあるのかと思っていたのですが、

一時保護所で日常の生活指導などを担当していた職員らしく、空いた口がふさがりません。

ありえません。

どんな思いで児相で働いていたのでしょうか。

日々、苦しんでいたり問題を抱えて傷ついている子どもたちと関わる環境にあって、どう転べばこの行動につながるのでしょうか。

 

理解できません。

 

近年増えている学校の先生と未成年との淫行問題でもそうですが、ごくわずかではありますが

「未成年側から行為があったのではないか、誘ったのではないか、それでも大人側が悪いのか」

というイカれた意見。。。

 

もちろん、大人側が悪いですよ。

大人側は、未成年以上に視野が広く物事の本質をつかめるからです。

確かに、未成年の中には、大人がなんでもできるように見えたり、頼り甲斐があるように見えたり、憧れたりすることがあるかもしれません。

しかし、それは同級生の子どもたちも成長すればそれくらいできるようになるし、頼りがいも出てきます。

このように、未成年は「憧れ」や「信頼」や「尊敬」を「好意」だと勘違いすることがあるかもしれません。

しかし、大人は、より広い視野で、それを理解し、しっかりと線を引くことができなければいけません。

 

また、そもそも彼らには役割があります。

子どもたちを守り育てるという役割です。

彼らは、職場で関わる子供たちを何だと思っているのでしょうか。

 

テニスが好きでテニスをしたいという人たちが集まってテニスサークルを作り、その中で関わる人たちが付き合うことになるのと、同じだとでも思っているのでしょうか?

公私混同も甚だしいです。

自分の気分や勝手なポリシーでしていい仕事ではないのです。

自分たちの役割とその大義をしっかりと自覚して果たすべき仕事です。

 

一時保護されていた子ども弱みにつけこんだ卑劣な行為です。

性犯罪者としての厳罰を望みますが、性犯罪への懲罰はぬるすぎます。

23歳の児童福祉法違反の職員は「10年以下の懲役若しくは300万円以下の罰金」にあたるのだと思いますが、最長服役しても出てくるときは33歳です。

神奈川県青少年保護育成条例違反となったもう一人は、「2年以下の懲役又は 100万円以下の罰金」に該当することになるだろうと思います。

 

もちろん、今回の事件は逮捕された二人以外にも、児相の体制や一時保護所の在り方も含め改善点があるのだと思います。

すべての児相職員が悪者ではありません。

必死に子どもたちのためを思って働いている人たちもいるでしょう。

本質的にどうすれば今回の事件が起きなかったのか迅速な原因究明と改善が求められます。

 

児相が、子ども側から頼りやすくなくなってしまえば、子どもはどこに頼ればいいんでしょうか。

二度とこんな事件が起きないことを願います。